by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

Ascend VPUが行方不明?

 そんなこんな昨日も戯れた各弦独立ピックアップ向けのピックアップモデリングプラグインAscend VPUだが、本日ふと気づくと「This page doesn't seem to exist.」(^_^;検索窓に「Ascend VPU」と入力してAscend VPU v1.1.2と出逢ったが、リンク先は同じ「https://www.cycfi.com/product/ascend-vpu/」なのでやはり「This page doesn't seem to exist.」。記事は2021年07月13日付けで↓

Ascend VPU v1.1.2 is released. This will probably be the last FREE version, so get it while it is still free following this link: Ascend VPU v1.1.2.

 ↑とあるので、有料化に伴い頁消失したのかとも思ったがトップ頁に新たなリンクは見当たらず。


This page doesn't seem to exist.

 ちと盛り下がったので何気なくBOSS GP-10(本家頁)とSteinberger ZT-3 Customの組み合わせで暫し戯れると、Ascend VPUでは感じられなかった気持ち良さがしみじみと。以前Blue Cat's Re-Guitarでも感じた「ギターを替えた」感の薄さを思い出し、「ピックアップモデリング」と「ギターモデリング」の違いなのかなぁとか思ったり。う~む、私的にはやはりGK機器か(笑)

ホワイトノイズでAscend VPU

 そんなこんなで私的にとても興味深い各弦独立ピックアップ向けのピックアップモデリングプラグインAscend VPU。昨日今日とホワイトノイズを入力して、周波数特性を眺めてたり。各パラメーターの反映具合も確認中。


Ascend VPU起動時のリヤピックアップを使用。


「Base Note」が「E2」の周波数特性。E7付近が思いっきり凹んでいる。
2k付近の凹みはE6に近く、これらが1弦12フレットでの音詰まりの要因かも。





上から順に「Base Note」「C1」「C2」「C3」「C4」の周波数特性。

 各ピックアップ設定の範囲と初期値は↓

パラメーター 範囲 初期値
Vol 0.0%~100.0% 100.0%
HP 16.0Hz~2.0kHz 16.0Hz
LP 15.0Hz~20.0kHz 2.0kHz
Q 0.1~10.0 0.7

 ↑で、HPとLPが削る方向になり、QがLPのポイントを強調する感じ。低音側の強調要素もあると良さそな気もするが、どれも素直に変化する印象。ボディ要素が無いので、全体出力用の4バンドくらいのEQがあれば重宝するかも。


「Base Note」が「E2」な初期設定(HP 16.0Hz、LP 2.0kHz、Q 0.7)の周波数特性。


LPを4.0kHzにした周波数特性。


LPを10.0kHzにした周波数特性。

 ホワイトノイズの確認は面白いので、また後日確認してみたい。蛇足ながら、今回の作業中「Save As...」でプリセットを保存したら他のプリセットが読み込めなくなり焦ったが、保存したプリセットを削除したら戻った。再び保存して確認してみたら、どーやら「ID」を「0」にしたのが原因らしく、他のID番号で保存したのは大丈夫だったけど「0」だとまた他が読み込めなくなった(^_^;

ノーマルピックアップでAscend VPU

 、ゆー訳で、各弦独立ピックアップ向けのピックアップモデリングプラグインAscend VPUと出逢い、ここ数日はノーマルピックアップでの具合をお試し中。最初はRoland UA-1010VSTHostの組み合わせに挑戦してみたが何やら挙動不審で、例えばピックアップの「Vol」を操作すると「HP」も動いてしまったりで、どーやら隣のパラメーターがつられて動いてしまうみたい(^_^;Cubaseでは大丈夫だったので、その後はCubase上で戯れる。

 Steinberger ZT-3 Customのノーマルピックアップで遊んでみた感じでは、和音を入力しても特に問題無さそで、プリセットを切り替えるとそれなりに反映しているみたい。Configの「Base Note」が「E2」だと1弦12フレット付近で音詰まりするみたいで、1弦24フレットまで扱うとなると「Base Note」は「C4」くらいが良いかもだけど低音が無くなるのが残念。使う音域を絞って好みの「Base Note」を探ったり、ピックアップの位置を変えてみたり、低音が減る分はEQで補正するとかすると何とかなるかも。

 「Base Note」の設定は「C1」~「B4」なので、ギターの6弦が「E2」となると4弦ベースの4弦は「E1」で、6弦ベースの6弦は「B0」なので範囲外。PLAYTECH PTB-6 TRでは「C1」で試してみると1弦24フレットで音詰まり感が気になり、「E1」だと音が少し軽くなるけど1弦24フレットまで扱えそ。音質はEQで補正すれば良さそだし、4弦ベースならあまり問題にならないかも。

 各弦独立ピックアップ専用だと設置が商用面倒で用途が狭くなりそだが、ノーマルピックアップでもそれなりに楽しめそ(^_^)GKピックアップ前提とゆーことなのでリヤピックアップが向いていると思うが、CurveEQでGKピックアップとノーマルピックアップの違いを眺めてみる。で確認した感じではEQで派手に補正したほーが良いのかも。Dynamic Noise Reductionの恩恵か、ノイズが少ないので嬉しい(^_^)


PTB-6 TRAscend VPU。「Base Note」を「E1」でお試し。「Expander」は要らないみたいなので「-95dB」「1:1」。


EQで好みの音質に。

Cubase Sale

 ふと気づくとCubase Sale: ビッグセール&無償プラグインで↓

音楽制作がはじめての方も他の DAW からスイッチしたい方も、Cubase を手に入れるなら今が最高のチャンス! 2022/10/3 までの期間、全国の Steinberg 取扱店 や Online Shop にて、Cubase 12 シリーズのフルバージョン / クロスグレード版 / アップデート版 / アップグレード版を特別価格で提供中です。


さらに、Cubase 12 シリーズを登録した方には、Steinberg やパートナーブランドから選りすぐりのプラグインをプレゼント! MySteinberg アカウント から無償クーポンコードを配布 いたします。

 ↑とのこと。私が所有するCubase Pro 11からPro 12への更新は通常価格 11,000円のところ40%オフで6,600円になり、おまけプラグインとして↓

Arturia CS-80 V
Celemony Melodyne Essential
Steinberg Amped Elektra
Acustica Audio Fire The Clip
Softube Dirty Tape

 ↑が手に入るらしい。おまけプラグインはPro 12を登録しないとダメっぽいので、次のグレースピリオドまで寝かせる用途だと対象外になりそ。

 私的に前回の更新は2020年07月で、Pro 10からPro 10.5の更新が4,290円でグレースピリオドまで寝かせてPro 11を入手したのよね。その前は2018年07月で、Pro 9からPro 9.5の更新が4,536円でグレースピリオドまで寝かせてPro 10を入手。今回はPro 11.5が出なかったこともあってか少々お高い気もするが、も少し遡ってみると↓

Cubase 5→6:20,720円(2012年11月)
 ・中身は6.5で、グレースピリオドで7に更新(2012年12月)


Cubase 7→7.5:5,795円(2013年12月)


Cubase 7.5→Pro 8.5:通常価格 16,200円が40%オフで9,720円(2016年07月)
 ・グレースピリオドでPro 9に更新(2016年12月)


・Pro 9→Pro 9.5:通常価格 7,560円が40%オフで4,536円(2018年07月)
 ・グレースピリオドでPro 10に更新(2018年11月)


・Pro 10→Pro 10.5:通常価格 7,150円が40%オフで4,290円(2020年07月)
 ・グレースピリオドでPro 11に更新(2020年12月)

 ↑こんな感じみたい。

 これまでのお値引きでも40%オフが限界だった気がするので、この機会に入手を検討しましょかね。次がPro 12.5になるのかPro 13になるのかは不明だが、購入してもグレースピリオドまで寝かせる予定。おまけプラグインは手に入らないけどCS-80 VはV3を持っているし、他は特に物欲が盛り上がらないし。

今週の園芸?

・2022/08/29(月):大規模家庭菜園な知人(まだ回復途上)に呼ばれてお手伝い。主な作業は↓

・ナス、ピーマン類 追肥、水やり、剪定、誘引
・トマト 剪定、誘引
コンポスト移設
・雑草除去
・収穫

 ↑こんな感じ。知人はまだ回復途上なので、休憩多めで収穫担当。


 高畝黒マルチなナスとピーマン類は、有機化成888を追肥して水やり。ナスは花芽が居なくなった枝を短く剪定。ピーマン類は根元付近から新しい枝がちらほら出ていたので、混んでいる古い枝を少し間引き、誘引。


 中玉トマトとミニトマトは少し伸びた脇芽を整理して、誘引。大玉トマトは花芽が終わった株の根元から新しい芽が伸びていたので、メインの枝を削除して新芽を誘引。他の株も新芽が出ていたけど収穫までたどり着かなそな気がするので、そちらは除去。


 コンポストが満杯になったので、こないだ準備した場所へ移設。雑草が元気なので刈込ばさみでの除去作業も相変わらずで、作業後には先週入手した100円屋さんのダイヤモンドシャープナーとKURE 5-56でお手入れ。収穫はトマト、オクラ、キュウリ、ゴーヤ、ナス、ピーマン類。



高畝黒マルチなピーマン類畝。まだまだ元気そで、背も伸びてたり、隣の株と混ざり気味だったり(笑)

 またシシトウが大量に採れたので、頂戴して煮浸しに。思い切り油を減らして炒めてみたからか、全体的に硬い仕上がりに(^_^;ぼちぼち涼しくなってきたので、次の機会があればごま油で試してみたい。

Ascend VPU あんど エアコン不調

 こちら経由でCycfi Research Ascend VPUと出逢う。各弦独立ピックアップ向けのピックアップモデリングのよーで↓

Ascend VPU is an audio plugin for modeling the sonic characteristics of electric guitar pickups. Designed for multichannel pickups with wide and flat frequency response such as the Nu Multichannel pickup, or the Roland-GK divided pickup, the plugin makes it possible to reproduce the frequency response of various pickup positions (bridge, middle, neck) without actually moving the pickup.

 で、Virtual Pickups Part 4の解説によると↓

The basic premise is that you only need one multichannel pickup (e.g. The Nu Multi) near the bridge. You can emulate other pickups positioned anywhere from the bridge to the nut, using DSP building blocks comprised of comb filters and resonant low-pass filters. The comb filters simulate pickup placement, while the resonant low-pass filters simulate the electrical characteristics of the coils in the pickups.

 ↑とのこと。技術的なことはわからんが、コムフィルターでピックアップの位置、共振付きのローパスフィルターでピックアップの電気的特性をシミュレートしているらしい。

 要登録なので登録し、「Ascend VPU v1.1.2 VST3 Installer (Windows)」と「Ascend VPU v1.1.2 VST3 (Windows)」をダウンロード。「Ascend VPU v1.1.2 VST3 (Windows)」から頂戴したファイルを解凍すると「ascend_vpu.vst3」(1.57MB)が現れたのでとりあへづ先日更新したKushview Elementにドロップしてみると、「Plugin Instantation Failed」とエラー(^_^;VSTHostではGUIまですんなりと。


Elementでは「Plugin Instantation Failed」。


VSTHostでAscend VPU。

 「Ascend VPU v1.1.2 VST3 Installer (Windows)」から頂戴したファイルを解凍して現れた「ascend_vpu_v1-1-2-vst3_setup.exe」(4.68MB)でインストールした「ascend_vpu.vst3」でもElementでは「Plugin Instantation Failed」で、VSTHostは大丈夫そ。CubaseVST プラグインマネージャーウィンドウで見るとモノラル入出力でレイテンシー「0」みたい。起動時にConfig以外に「Evaluation period has expired.Please update to the latest verdion.」なダイアログが出るけど、とりあへづ無視。


インストール時のInformation。


Cubaseプラグインマネージャーで見たAscend VPU。


起動時のダイアログ。Configの裏に何か居る。


Config背後の「Evaluation period has expired.Please update to the latest verdion.」なダイアログ。


バージョンは1.1.2。


ステレオなトラックにインサートしてでルーティングエディターを見ると、こんな感じでモノラル入出力。

 Google翻訳のドキュメントでPDF取説を翻訳してもらい、原文と見比べつつ一通り眺め、ちびちびお試し。各弦独立ピックアップ用なのでオーディオインターフェースとして「DIRECT OFF」にしたBOSS GP-10(本家頁)、ギターはSteinberger ZT-3 Customを使い、Cubaseに各弦用のオーディオトラックを作成して各々にAscend VPUをインサート。パラメーターをいぢったり、プリセットを切り替えたりしつつ出音を確認。


CubaseでAscend VPU。

 Ascend VPUはモノラル入出力なのでモノラルなオーディオトラックを6つ用意して、Groupを作成して出力をそちらへまとめる。「Config」で各弦用の設定をするが、「String Position 1」が6弦用で1弦用は「Strings Position 6」らしい。「Base Note」は再低音の設定で、ノーマルチューニングなギターなら「String Position 1」から順に「E2、A2、D3、G3、B3、E4」となる。

 6つのAscend VPUを扱うことになるが、「Config」の設定を済ませた後は「Sync and Groups」の設定に従って1つの操作に他が同期してくれる(^_^)これはとっても便利な機能なので、是非この調子で各弦独立エフェクトまで進んで欲しいと思ったり。取説によると同期するパラメーターと非同期なパラメーターは↓

同期
 1.Pickup position
 2.Pickup slant
 3.Pickup type
 4.Pickup enable/disable
 5.Pickup phase
 6.Pickup volume (Vol)
 7.High-pass filter frequency (HP)
 8.Low-pass filter frequency (LP)
 9.Low-pass filter resonance (Q)
 10.Preset ID
 11.Master Volume
 12.Master Tone
 13.Master Enable
 14.VPU Bypass

非同期
 1.Expander threshold (THold)
 2.Expander Ratio (Ratio)
 3.Base Note
 4.String Position
 5.Pickup distance from bridge

 ↑こんな感じ。

 ちびちびお試しした印象ではボディが無いからか線が細い気もするが、各ピックアップの設定ではシングルコイル、ダブルコイル、位相、居場所と傾きだけでなく、「HP」「LP」「Q」でピックアップのキャラクターがいぢれるのが楽しい(^_^)各ピックアップのON/OFFなので、5ポジションセレクターでは無理な組み合わせもok。エフェクトは外付けでいろいろ使えるし、これでGK機器のソフトウェア版に大きく近づいたかも(^_^)


 そんな中、昨日からエアコンが不調で、どーやらリモコン操作の受信に失敗しているみたい。本体の電源を入れなおすと復活するみたいだけど、半日くらいするとまたリモコン操作を受け付けなくなる(^_^;本体のスイッチで自動運転のON/OFFは出来るが…いよいよ引退か?

シルクな近況

 、ゆー訳で、経験値6倍 あんど ドロップ3倍な夏休み応援経験値アップイベント期間を中国内功剣盾くんで狩りするシルク。Lv130な悪霊さん達相手に転移魔法攻撃で経験値とドロップを重ね、昨日Lv135到達(^_^)Lv134になったのは2020年10月なので、久々のレベルアップ!


Lv135な中国内功剣盾くんのステータス(左)と参考までにLv134到達時のステータスの再掲(右)。
装備が変わっているのでステータスが上がってたり下がってたり。

 本日のアップデートでは、新たなイベントの告知無し。夏休み応援経験値アップイベントは次回メンテまで続くので、引き続き中国内功剣盾くんで商品入手を試みる予定。Lv135な中国内功剣盾くんでLv130な悪霊さん達相手だとLv134当時よりも取得経験値が1/3~1/4くらいになった気もするが、ドロップはあまり変わってない印象。

HALionでAKWF

 一昨日に続いてSteinberg HALionAKWF FREEのお試し。Sample OSCの再確認とグラニュラーシンセシスで戯れるところまでは順調だったのだけれど、ウェーブテーブルシンセシスで立ち止まる。ウェーブテーブルエディターでAKWFを読み込むと、波形全体を1波形として把握してくれないみたい(^_^;


HALionのGrain OSCでAKWF。600サンプルなAKWFでも楽しめる(^_^)


HALionのWavetable EditorでAKWF。左下の「1」に認識されているのは先頭部分だけみたい。


HALionのWavetable OSCでAKWF。読み込んだ波形全体を認識してないっぽい。

 ウェーブテーブルの作成マーカーなどを眺めつつあれこれいぢってみたけど、波形全体をウェーブテーブルの構成波形として認識させる方法がわからず(^_^;ウェーブテーブルのインポートを参考に↓

ツールバー
 ・Marker Creation Mode:Equal Distance
 ・Number of Markers:1
 ・Sample Position:300
 ・Fixed Size:オン
 ・Window Size:600
ウェーブテーブルの概要
 ・位相ボタン:Keep Original Phases

 ↑こんな感じの設定で何とかなったかも。まだ前後が少し欠けてる気もするが、とりあへづこの設定で複数のAKWFを読み込んでウェーブテーブルして楽しむ(^_^)


上記設定のHALionのWavetable EditorでAKWF。


上記設定のHALionのWavetable OSCでAKWF。

HALion 6 サウンドレシピ

 、ゆー訳で、Steinberg HALionの本格活用を検討すべく情報収集中。本日は別件で気力体力を消耗したので、HALion 6 サウンドレシピをのんびり眺める。以前からブックマークしていたのだけれど、これまで放置してたのよね。

 元はこちらの2017年公開頁らしく、情報は古いかもだがHALion自体が大きな更新をしてない気もするのでのーぷろぶれむかも。私的に好みな音楽趣向とは違う方向のネタも多いが、参考にはなる。記事に目を通して手順と出音を想像し、動画で確認。