by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

CurveEQでGKピックアップとZT-3 あんど 某所にSY-1000が追加

 、ゆー訳で、本日はSteinberger ZT-3 CustomCurveEQ(本家頁)の「Match spectrums」。GKピックアップの「Take」は保存しておいたのを呼び出すので、オーディオインターフェースRoland UA-1010を使用。こないだノイズが少なかった気がするリヤパラレルとフロントの組み合わせを見ると↓


CurveEQで見たZT-3のF+RP。


GKピックアップを元に「Match spectrums」。

 ↑こんな感じで、高域が無いので12dBでは補正しきれずに24dBとゆー結果に(笑)う~む、これまた予想外(^_^;CubaseのEQでカーブを見ながら設定を探り、MAGIX Independence FXでOrigami(KVRの紹介頁)と共にお試ししてみると↓


Inedependence FXでEQ具合を真似つつOrigami。

 ↑こんな感じかな?低域はシェルビングを使っても良さそ。


 そんな中、ふと気づくとGRからGKへ・ギターシンセサイザーの進化と歴史をたどる。こちらBOSS SY-1000が追加されてたり。タイトル通りギターシンセ視点での解説で、ギターモデリング方面の不満点には触れてない印象。それにしても、本体の画像で下のスイッチ付近が切れてるのは(以下自主規制)。

 ちなみに、私的にはSY-1000への物欲は減る一方で、次期VGに淡く期待していたり。ギターシンセよりもギターモデリング主体のほーが嬉しいとゆーだけのことなのだけれど、Positive Grid BIAS FX 2(Media Integrationさんの紹介頁)のGuitar Matchみたいのとか、ここ最近お試し中のIRな簡易モデリングが良さそならばハードウェア不要になるかも。純正ギターモデリングプラグインの登場にも密かに期待してはいるのだけれど、こちらは出ない気がする。

CurveEQでGKピックアップとノーマルピックアップの違いを眺める

 そんなこんなで、BOSS GP-10(本家頁)のIRファイルを楽しむ際のGKピックアップとノーマルピックアップの差を確認すべく、Cubase付属のCurveEQ(本家頁)の「スペクトラムマッチングテクノロジー」をお試し。以前モデリングの再現には遅延が大きくて先送りしたのだけれど、差を眺めたりするにはちょうど良さそなのよね。てな訳で、FERNANDES FR-55S改をGP-10に接続し、USBオーディオな各弦独立入力等を使ってGKピックアップ直の音とノーマルピックアップの音を比べてみる。


GKピックアップで開放弦をじゃかじゃか鳴らして「Take」。


ノーマルピックアップ(リヤ)で開放弦をじゃかじゃか鳴らして「Take」。


GKピックアップを「Reference」、リヤピックアップ「Apply To」にして「Match spectrums」。
カーブポイントは標準の30。

 むぅ、リヤピックアップをGKピックアップっぽくするには結構極端にEQしないとダメかもと思ってはいたが、ここまでとは予想以上。うねうね具合も少々複雑なので普通のEQだと補正は難しいのかもと思いつつ、試しにカーブのポイント数を10にしてみると↓


カーブポイント10な「Match spectrums」。

 ↑こんな感じで、これならな4バンドのEQでも何とかなるかも。MAGIX Independence FXでOrigami(KVRの紹介頁)と共にお試ししてみると↓


Inedependence FXで真似てみる。

 ↑こんな感じかな?OrigamiにもEQが付いているけど、今回はInedependence FXの起動時に入っているEQが前段に居たのでそちらを使ってみた。EQの設定はかなり雑だがあるのとないのでは大違いで、GKピックアップをGP-10で鳴らした音にだいぶ近くなった気がする(^_^)EQの設定で「Match spectrums」の補正カーブに近づけられれば、もっと似るハズ。

 ちなみに、フロントピックアップで「Match spectrums」すると↓


GKピックアップを「Reference」、フロントピックアップ「Apply To」にして10ポイントで「Match spectrums」。

 ↑こんな感じ。使用するピックアップ毎にEQの設定を変えないとだけど、これってPositive Grid BIAS FX 2(Media Integrationさんの紹介頁)のGuitar Matchみたいなもんよね。

無償なOrange Tiny Terror あんど GP-10のIR再確認 あんど Pianoteq 6.7.1

 昨日はこちらIK Multimedia AmpliTube Orange Tiny Terrorの無償配布と出逢い、Custom Shopにログインして『free gift form IK Multimedia』なOrange Tiny Terrorを入手(^_^)




無償なOrange Tiny Terrorを入手(^_^)

 本日は音出しついでに一昨日気になったBOSS GP-10(本家頁)のIRを再確認。こないだRoland UA-1010だと気にならなかった遅延が少々気になったので、GP-10の設定を標準の256サンプルから128サンプルに変更。各弦独立入力のほーがステレオ入力より少し遅れる気がしないでもないけど…気のせいかな?



こちらで確認したGP-10の設定とCubaseの遅延具合の再掲。
標準の256サンプル(上)から128サンプル(下)に変更。

 Steinberger ZT-3 Customのノーマルピックアップで5kHz以上が無かった件は、FERNANDES FR-55S改をGP-10で6弦独立入力するとそれなりに出ており、モデリングとIRを比べても大差ないみたいで大丈夫そ。そもそもノーマルピックアップを目指してGKピックアップ直の音を加工するのがモデリングと考えると、ノーマルピックアップの音を加工するとゆーことはGKピックアップ直の音を2回加工しているとゆーことよね。試しにモデリングの音にIRしてみたらやはり5kHz以上が見えなくなってしまうので、そーゆーものなのだろーと納得。

 そんなこんなしながら並行してAmpliTube CSでOrange Tiny Terrorと戯れる。操作子が少なく扱いやすい印象だが、リバーブが無いのが少々残念。AmpliTube CSはアンプの後のリバーブが付属してないのよね(^_^;


 そんな中、ふと気づくとMODARTT Pianoteq 6.7.1が出ていたので「pianoteq_setup_v671.exe」(56.1MB)を頂戴して更新。更新内容は↓

6.7.1 (2020/05/05)

・Fixed rounding error when exporting WAV files from MIDI in the standalone application, which could cause the rendered WAV file to be too slow or too fast by up to 0.1%

 ↑だけなので、起動確認のみ。


Pianoteq 6.7.1。

GP-10のIRとノーマルピックアップの組み合わせ

 、ゆー訳で、BlueLab Impulsesのデモ版で取得したBOSS GP-10(本家頁)のIRファイルを再生するのにMAGIX Independence FXのOrigami(KVRの紹介頁)が良さそで一安心したところで、オーディオインターフェースRoland UA-1010にしてSteinberger ZT-3 CustomのノーマルピックアップとIRの組み合わせでピックアップモデリングをお試し。Origamiで軽く遊んだ感じでは遅延は気にならず、1弦君みたいな感じで気軽に楽しめる(^_^)各弦でIRが異なるので1弦から6弦まで試してみたけど、1弦だと低音が軽い感じで、6弦だとこもりすぎな印象。

 そいでわ各弦のIRをまとめて鳴らすとどーなるかと、久々に『multislot impulse response convolution processor』なFreeverb3VST_Impulser2にお出まし願う。各弦のIRを読み込んで、全部鳴らしたり、一部ミュートしたり、音量バランスを変えてみたり。むぅ、これは楽しいかも(^_^)


Impulser2で各弦のIRを並列読み込み。


Impulser2の簡易解説。

 ノイズがそこそこ気になる組み合わせもあるが、ZT-3 Customのリヤをパラレルにしてフロントと混ぜると極端にノイズが減るみたい。フロントはパラレルでもシリーズでもあまり変わらないかも。PLAYTECH PTB-6 TRのノーマルピックアップでも試してみたが、こちらはそれなりとゆーか、あまりベースっぽくないかもだけど、現在IRはLPのリヤのみなので、他のタイプやポジションがあれば楽しめるかな?

 一方、Cubaseチャンネル設定 – EQに表示されるスペアナで、5kHz以上が無かったのは少々気になる。OrigamiやImpulser2をオフにするとそれなりに現れるのでIRが原因かと思うが、ここいらで力尽きたのでまた後日確認してみたい。

 蛇足ながら、PTB-6 TRで遊んでいると、不意に小さい金属が床に落ちたよーな音。何事かと床を探り、小さな金色の丸い板を発見。単品ではこれまで見た記憶はないが、どこかで…と、思ったら、ペグの裏蓋だった(笑)


2弦のペグの裏蓋が外れたPTB-6 TR。とりあへづそのままはめ込んで様子見。

Demo of electronic trem

 VGuitar ForumsDemo of electronic tremと出逢い、ギター側にGK機器の操作子を追加したくなる。思へば24ピン時代のGK機器にはフィルター用とレゾナンス用につまみがあったりタッチビブラートがあったりで、今よりギター側でいろいろ操作出来たのよね。Vintage Roland Guitar Synthesizer Resourceから参考頁をいくつかリンクすると、G-202G-303G-707GK-1とかで、この欲求は度々盛り上がるのよね(笑)

 13ピンだとボリュームとスイッチ*2のみなので、少々さみしい。ボリュームを他のパラメーターにアサインするのは可能だが、それをやるとUS-20(本家頁)でA/Bの切り替えが不可になるのが難点。ギター側にボリュームを追加してGK機器のエクスプレッションペダルに配線したいところだが、13ピンだと配線が不足するし…ミニなD-Sub15ピンを使えば何とかなりそだが…いっそMIDIコントローラーを…むぅ、妄想が(笑)


Guitar electronic tremolo on parker with Roland GR-55 replacing mechanical trem。

IRでピックアップモデリングをお試し

 そんなこんなで、BlueLab ImpulsesのIRで周波数特性が再現できるよーなので、BOSS GP-10(本家頁)のモデリングではどんな具合か試してみる。手順はこないだホワイトノイズ入れてスペアナで眺めたのと同様で、TestGeneratorMeldaProduction MAnalyzerの代わりにImpulsesが入り、前者でインパルスを発生させて後者で解析する感じ。昨日確認したよーに、インパルスを発生させるImpulsesの前にTestGeneratorをインサートしておくのも忘れずに、とりあへづLPのREARで各弦のIRを取得し、ホワイトノイズとスペアナで眺めてみると、GP-10と大差ないみたい(^_^)



GP-10のLP リヤピックアップの3弦の再掲(上)と、IRなLP リヤピックアップ(下)。

 音はどんな感じかと、GP-10にFERNANDES FR-55S改をつないで6chのGK直入力なオーディオトラックをモノラルなグループトラックに出力し、グループトラック側でIRを再生してみると、遅延が気になる以外はGP-10と大差ない印象。1弦のIRを使うと明るい感じで、2~6弦と試すとだんだん暗くなる。蛇足ながら、1弦のIRを使うとGK設定を通さない1弦君だったり?




IR読込でお試ししたプラグイン達。
上からREVerenceMAGIX Independence FXのOrigami(KVRの紹介頁)、MConvolutionEZ

 力尽きたので本日はここまで。これまでの感じでは、IRでピックアップモデリングを再現するのはそこそこ大丈夫そ。遅延はIRの前4msの問題かもなので、後日そこいらも試してみたい。REVerenceはこちらの「トリム」で出来るみたいだけど、遅延が512だったり最大5chまでなのが残念なので、良さそなIR再生プラグインも探してみましょね。

実験室ネタ作成

 先日お試ししたBOSS GP-10(本家頁)のギターモデリング具合を実験室ネタにまとめつつ、改めて結果を眺める。1弦から6弦に行くにしたがって周波数特性の山や谷が左へ移り行くさまは何となく納得しやすいのだけれど、弦によって山の具合が大きく違ってたりすると実験手順が間違ってたのかと疑ってしまう(^_^;BRIGHT HUMよりLPのほーが低域も高域も出てたりで、名称にも少々疑問。

 一方、GP-10等でモデリングしたあとでPositive Grid BIAS FX 2(Media Integrationさんの紹介頁)のGuitar Matchすると、いろいろな設定が保存出来そな気がしてくる。こないだちらと記したユーザー間でのマッチングデータのやり取りは異なるデータで変化を楽しむのが目的なのだけれど、GK機器のモデリングを使えばそれなりに種類が増やせるハズ。好みの組み合わせと出逢えるかも。

ベースでBIAS FX 2

 ふと思い立って昨日今日と6弦ベースなPLAYTECH PTB-6 TRPositive Grid BIAS FX 2(Media Integrationさんの紹介頁)のGuitar Matchをお試し。こないだ作成したSteinberger ZT-3 Customの設定で遊んでみると、ベースらしい音のままそれなりにシングルっぽかったりハムバッキングっぽかったりで楽しい(^_^)PTB-6側のピックアップ設定とGuitar Match側のピックアップ設定の組み合わせでいろいろ変わるし、Blend具合も調整出来るし。一方、こないだのGKピックアップ直でマッチングした設定とPTB-6の組み合わせは微妙(^_^;

 ダメ元でPTB-6をGuitar Matchしてみたら、通常の手順であっけなくMatching Successしてびっくり。ただ、これだとベースっぽい音にならず、ギターのピックアップでベースを鳴らしている感じ(笑)ま、Guitar Matchがそれなりに正しく働いているとゆーことで。


6弦ベースなPTB-6でGuitar Match成功。

 ついでに、PTB-6をマッチングした設定でZT-3を鳴らしてみたら、これはこれで面白そ(^_^)入力側のトーンを絞るとノイズが減るので、試しにトーンを絞ったTZ-3でGuitar Matchしてみたらノイズが酷くて使い物にならない(笑)入力側としてはノイズが少なく、低域から高域までそれなりに出る楽器のほーが有利かも。

 う~む、Guitar Matchの認識作業で簡易ギターモデルが作成可能な気もするが…実現しないかしら?プリセットと同じよーにユーザー間でやり取り出来ると楽しそだし、マッチングのデータだけでもやり取り出来れば更に遊べる気もする。マッチングデータに対してノイズ除去やEQ等の編集が可能になればもっと楽しくなりそ。

ZT-3のアーム

 ふと思い立ってSteinberger ZT-3 Customをオリジナルに戻してみる。あれからちびちび調整しつつもケーラーコピーのアームを使い続けていたのだけれど、慣れたせいかずいぶんと滑らかになった印象で、これならオリジナルに戻しても楽しめるかもと思ったのだが…やはり扱いづらい(^_^;少し遊んでみたけどどーにも慣れないので、またケーラーコピーのアームに戻す。


オリジナルアームなZT-3の再掲(左)とケーラーコピーアームなZT-3の再掲(右)。

 ケーラーコピーのアームだと滑らかに感じるのに、オリジナルのアームだと重いとゆーかなんとゆーか…力の入れ方が間違ってるのかしら?形状もあってピッキングしながら小指で操作するのには向いてないみたいだし、私の使い方とは合わないのかも。蛇足ながら今回ケーラーコピーのアームはナットや座金無しで丁度良い位置になったので、このまま暫し様子見。

 ちなみに、そんなこんなで調整していたZT-3は、今もRoland GK-3(本家頁)を外したまま。表面にうっすらとGK-3の日焼け跡が残ってたり(笑)


GK-3の日焼け跡がうっすら。

MeldaProduction MFreeFXBundle 14.04

 、ゆー訳で、IR関連のツールを物色する中、MeldaProduction MConvolutionEZと出逢う。Featuresに『M/S, single channel, up to 8 channels surround processing...』とあるのでGK用の6chでも丈夫そな、昨日お世話になったMAnalyzerと同じMFreeFXBundle品。古いままだったMAnalyzerの更新も兼ねて、最新版(14.04)な「maudioplugins_14_04_setup.exe」(283MB)を頂戴してインストールしてみる。


全部入りっぽいインストーラーでMFreeFXBundleを選択。
ちなみにこれまで使っていたバージョンは10.05で、ファイルの日付からすると2016年12月にインストールしてから更新してなかったみたい(笑)
当メモ頁を振り返ると、2015年06月に9.02を入れた記録も。



14.04なMAnalyzerは初期画面(上)だと表示領域が狭いので設定変更(下)してみたり。

 無料プラグインを集めたMFreeFXBundleは、現在37種入り。ちょっと風変わりなプラグインが多い印象で、他の無料プラグインでは見かけないよーな品も。久々に更新したら設定関連の使い勝手が少々変わったよーなので、のんびりヘルプを眺めつつ好みの設定を探りましょかね。