そんなこんなで、BOSS GP-10(本家頁)のIRファイルを楽しむ際のGKピックアップとノーマルピックアップの差を確認すべく、Cubase付属のCurveEQ(本家頁)の「スペクトラムマッチングテクノロジー」をお試し。以前モデリングの再現には遅延が大きくて先送りしたのだけれど、差を眺めたりするにはちょうど良さそなのよね。てな訳で、FERNANDES FR-55S改をGP-10に接続し、USBオーディオな各弦独立入力等を使ってGKピックアップ直の音とノーマルピックアップの音を比べてみる。
GKピックアップで開放弦をじゃかじゃか鳴らして「Take」。
ノーマルピックアップ(リヤ)で開放弦をじゃかじゃか鳴らして「Take」。
GKピックアップを「Reference」、リヤピックアップ「Apply To」にして「Match spectrums」。
カーブポイントは標準の30。
むぅ、リヤピックアップをGKピックアップっぽくするには結構極端にEQしないとダメかもと思ってはいたが、ここまでとは予想以上。うねうね具合も少々複雑なので普通のEQだと補正は難しいのかもと思いつつ、試しにカーブのポイント数を10にしてみると↓
↑こんな感じで、これならな4バンドのEQでも何とかなるかも。MAGIX Independence FXでOrigami(KVRの紹介頁)と共にお試ししてみると↓
↑こんな感じかな?OrigamiにもEQが付いているけど、今回はInedependence FXの起動時に入っているEQが前段に居たのでそちらを使ってみた。EQの設定はかなり雑だがあるのとないのでは大違いで、GKピックアップをGP-10で鳴らした音にだいぶ近くなった気がする(^_^)EQの設定で「Match spectrums」の補正カーブに近づけられれば、もっと似るハズ。
ちなみに、フロントピックアップで「Match spectrums」すると↓
GKピックアップを「Reference」、フロントピックアップ「Apply To」にして10ポイントで「Match spectrums」。
↑こんな感じ。使用するピックアップ毎にEQの設定を変えないとだけど、これってPositive Grid BIAS FX 2(Media Integrationさんの紹介頁)のGuitar Matchみたいなもんよね。