by mitsubamushi(by みつばむし)

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GP-10のUSB MIDI

 年末が近いゆえか何故かバタバタ忙しい今日このごろだが、これまでちびちび試していたGP-10のUSB MIDIの雑感をとりあへづメモ。


  以前にも記したよーに、まずは何と言っても、ベンドレンジが24(2オクターブ)固定ではないので、対応する音源が格段に多いのが嬉しい。本日もKORG Legacy CollectionのM1で遊んでいたが、M1はベンドレンジの設定が12(1オクターブ)まで。こーゆー時、VG-99GR-55だとどーしよーもないのだけれど、GP-10ならM1と共にベンドレンジを12に設定すれば、ビブラートやチョーキングにしっかり追随してくれる。
 GP-10のASIOドライバでの最小設定を使用した時の反応は、低音域は少々遅れるものの高音域なら特に違和感なく、GP-10のモデリングやノーマルピックアップとM1のユニゾンも問題ない。ギターはSpirit by STEINBERGER GT-PRO Deluxeを使っているが、GP-10側の「Low Velo Cut」はOFFでも良さそ。
 少し不便に思ったのはプログラムチェンジの送信をON/OFFできないことで、GP-10で音色を切り替えるとM1も反応してしまうのよね。なので、Cubase上で遊ぶときにはインプットトランスフォーマーでフィルタしてたり。
 蛇足ながら、インプリメンテーションで送信が×になっているCC#064は、Hold Pedalで出力する。


 一方、まだ不明な点も。例えば、2つのMIDI出力(「GP-10」と「GP-10 DAW CTRL」)の違いとか。「GP-10」だとSysExを出力するよーだけど、取説類を探しても記載が見つからないのよね。USBオーディオのルーティングでノーマルピックアップが×になる設定だとMIDIを出力しないよーなのだけれど、これもまだ明確な情報と出逢えていない。