その後もSAMSON Graphite 49のロータリーエンコーダーのRelativeをあれこれ試し、ちびっと挙動がわかってきた。右に回すと1〜15を出力し、左に回すと65〜79を出力するみたいで、ゆっくり回すと右が1で左が65、急に回すと右が15で左が79になる感じ。
一方、Cubaseのクイックコントロールでは、右回しはそのままで大丈夫そだけど、左回しは127を受けると-1するらしい。Graphite 49標準な65を受けると、最大値が100のところを一気に-50する感じでそのままでは使えないのね。何とか対応させてみたかったので少々考えて、インプットトランスフォーマーで左回しの値を変換したのを仮想MIDIデバイスなLoopMIDIを経由する手を思いつく。
先ず、Graphite 49側の設定として、標準でMIDI chの1〜8でコントロールチェンジ10を出力するエンコーダーを、Relative あんど ポート4出力に変更。
エンコーダー(E1〜E8)をRelativeにしてポート4に出力させる。
モニターを有効にしたMIDIトラックの入力をGraphite 49のポート4、出力をLoopMIDIに設定し、インプットトランスフォーマーで変換。
インプットトランスフォーマーの設定。
VSTクイックコントロールの入力をLoopMIDIにして、コントローラーを設定。
これでいちおーまともに動いてくれるみたい。今回はGraphite 49のエンコーダー標準なコントロールチェンジ10を使ってみたが、1つのMIDI chで複数のコントロールチェンジを使うよりインプットトランスフォーマーが楽かも。Cubase側ではGraphite 49のポート4を「All MIDI Input」から外し、リモート用に専念させれば他で悪さしなくて良さそ。
そんなこんなでこれから本格的に活躍が期待されるGraphite 49だが、鍵盤の1つだけ、ゆっくり弾くと引っ掛かるのよね。購入店に相談したら現品を戻すよーに提案されたので、本日発送(^_^;
しばしのお別れ(T_T)