by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

AmpliTubeのオートメーション

 やとIK Multimedia AmpliTube 5MIDI関連を試してみたが、コントロールチェンジで操作出来る範疇が少々狭く、イマイチ手が届かない印象。オートメーションはどんな具合かとPDF取説を眺めると↓

・Global
 ・Input Level/Output Level
・Stomp A1/A2/Stereo/B1/B2/B3、LoopFx A/B/C、Rack A/B/C/DI/Mixer
 ・Bypass/Mute/Volume
 ・各Stomp/Rackの設定
・Amp A/B/C
 ・Bypass/Mute/Volume
 ・各Ampの設定
・Cab A/B/C
 ・Bypass/Mute
 ・各Cabの設定
・Mixer
 ・D.I.
  ・Level/Pan/Mute/Solo/Phase/Phase Delay
 ・Cab 1/2/3
  ・Mic 1/2
   ・Level/Pan/Mute/Solo/Phase
  ・Room
   ・Level/Width/Mute/Soko/Phase
  ・Bus
   ・Level/Pan/Mute/Solo/Phase

 ↑から16個のパラメーターを選ぶらしい。GUIには現れない「Bypass/Mute/Volume」が扱える一方、Chain関連やCabの「SPEAKER/MIC/ROOM/VIR Teck」は扱えないみたい。

 Stomp/Rack/Amp/Cabはプリセットで使用してなくても所有してなくても全てのGearが対象になっており、一覧から選ぶのはとっても大変そ(^_^;操作子を右クリックしてメニューから設定するのが楽そだけど、Cab/Mixerは対応してないみたい。Mixerの設定項目はGear無関係なので大丈夫かもだけど、CabはGear単位なので大変そ(^_^;


AmpliTubeのオートメーション設定画面。Gearを所有してなくても使用してなくても選べる。



Stomp/Rack/Ampは操作子を右クリックしてメニューから設定も可。

 同じStomp/Rackでも使用箇所(Stomp A1/A2/Stereo/B1/B2/B3、LoopFx A/B/C、Rack A/B/C/DI/Mixer)によって異なるオートメーションが使える一方、同じ使用箇所(例えば同じエフェクトをStomp A1で直列にするとか)では区別不可っぽく、最初のエフェクトにだけ反応するみたい。使用箇所ごとに「Bypass/Mute/Volume」や「Bypass/Mute」出来るので「2-ways splitter」「3-ways splitter」だと「Stomp B1/2/3 」で操作すると各系統のバランス変更やON/OFF可。「Parallel」では「Stomp A1/A2/」で同様にバランスや定位やON/OFF可。

 設定は『Each AmpliTube 5 instance is independent from the others.This means that saving your DAW session will save each AmpliTube 5 instance with its own Automation assignment setup.』とのことで、プラグイン毎らしい。Cubaseで見ると設定済みでも「Param 1」とかで表示されるので、何を設定しているかわからないのが難点(^_^;軽く試した感じでは、StompのON/OFFがCubase逆になるので要注意かも。


Cubaseから設定内容は見えないみたい。
複数のAmpliTubeを使っていても個別設定可で、プロジェクトの保存→読込でもしっかり再現される。

 VSTHostSAVIHostだと、「MIDI->Parameter」で設定すればコントロールチェンジでの操作も出来るっぽい。これならお手軽で便利かと思ったが、VSTHostでは終了して起動するとAmpliTube側が設定を忘れてしまい、VSTHostではPerformanceに保存→読込するとやはりAmpliTube側が忘れている。どこぞに設定があると思うが、夜も更けたので本日はここまで。