昨日中身を眺めたIK Multimedia AmpliTube 5のプリセットファイルの序盤が気になったので、いくつか設定を変えて保存しつつ中身を確認。「Default.at5p」の冒頭は↓
<?xml version="1.0" ?> <Preset Version="1" Format="at5p" GUID="4b0c6b6b-e5de-471d-bf19-77d74fdfe933" PresetBPM="120" ProgramChange="-1"> <Chain Preset="Chain11" MonoChainDualCab="0" DIBeforeAmp="0" /> <Input Input="1" />
↑で始まっているのだけれど、名前を「Default_00.at5p」として保存すると↓
<?xml version="1.0" ?> <Preset Version="2" Format="at5p" GUID="8df127bf-83e7-443c-88a2-c93e8c3a6622" PresetBPM="120" ProgramChange="-1"> <Chain Preset="Chain11" DIBeforeAmp="0" /> <Input Input="1" />
↑となる。「Default.at5p」が「Preset Version="1"」で「Default_00.at5p」が「Preset Version="2"」なのは、作成したAmpliTubeのバージョンが異なるからだと思うが、私的環境では「Preset Version="1"」を再現出来ないので以後特に記さない場合は「Preset Version="2"」のみを対象とする。
「GUID」が変わったのは名前が変わったからではなくプリセットファイルごとに個別番号が付くよーで、「Default.at5p」を別名にしてから「Default.at5p」で保存しても異なる「GUID」になる。「PresetBPM="120"」はテンポのことかと思ったが、テンポを変えて保存しても「PresetBPM="120"」のままで、手動で「PresetBPM="160"」とかに書き換えて読み込んでもAmpliTube側は「120」のまま。「ProgramChange="-1"」はプログラムチェンジの受信関連かと予想するが、とりあへづ未確認。
「Chain Preset="Chain11"」はChainの設定で↓
・Single path:スピーカー1つだと「Chain11」で、スピーカー2つだと「Chain11Split」
・2-ways splitter:「Chain12」
・3-ways splitter:「Chain13」
・Parallel:「Chain22」
↑こんな感じみたい。「DIBeforeAmp="0"」はDIの分岐場所で、「DIBeforeAmp="0"」だと入力直後、「DIBeforeAmp="1"」だとアンプ直前。「Input Input="1"」は入力のことだとは思うが、ChainをParallelにしても変わらず、気力が尽きたので本日はここまで。
今回ちびちび試してみて、Chainをまたいでエフェクトを設定すると、プリセットを保存→読込すると保存時のChainで表示されてたエフェクト以外は消えてしまうことに気づく。例えばParallelでStomp A2に何かを使っていた場合、Single pathに切り替えてからParallelに戻しても残っているけど、Single pathでプリセットを保存→読込するとStomp A2のエフェクトは消えてしまう。ファイルの中身を見た感じ、保存したプリセットファイルには設定が残っているので読込時にChain外エフェクトが消えてしまうみたい。