by mitsubamushi(by みつばむし)

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SampleTank 3 de Symphony Strings

 、ゆー訳で、SampleTank 3(以下「ST3」)の新音色は一通り確認したので、2.x XL(以下「ST2」)導入時にアップデート元としたXpansion Tankな「Symphony Strings」をインポートしてみる。インポート元のフォルダは365MBな249ファイルだが、インポート先の「Imported Samples」フォルダは385MBな42ファイルで「Imported Instruments」フォルダは76MBな144ファイル。ファイル数は減っているが、容量は増えている。「Imported Samples」フォルダには「*.pak」ファイルのみ、「Imported Instruments」には「*.st3i」ファイルのみが入っており、前者がサンプルデータで後者が音色データみたい。


 ST2の音色は親音色(サンプルデータも含む音色)と、子音色(親音色を元にエディットした音色)の2種類あるよーで、親音色は拡張子が「*.sth」「*.sti」「*.stw」の3ファイルが基本と、音色によっては「*.stp」や「*.stv」が追加される模様。子音色は「*.stip」のみみたい。なのでファイル数と音色数が一致しないのだけれど、「*.sti」と「*.stip」を合計すれば音色数になり、元フォルダでは144ファイルで「Imported Instruments」と同数。容量から見てサンプルデータっぽい「*.stw」は42ファイルで、「Imported Samples」と同じとなる。


 ST3とST2で同じ音色を幾つか鳴らしてみても、特に違いは感じられない。見た目で言へばマクロの値がST2は0〜127でST3は0〜100だったり、その他少々の値の違いがあったり、ST2にある「Velocity Curve」がST3にはなかったりするくらいか。また、音色選択的には、ST2では子音書は常に親音色の下に配置されるのが私的に不満だったのだけれど、ST3では親と子の区別なく一覧されるよーで何より(^_^)



SampleTank 2の「A Large String Ensenble」。
音色リストでは、親音色「A Large String Ensenble」の下の階層に子音色が表示される。



SampleTank 3の「A Large String Ensenble」。
音色リストでは、親子の区別なく、アルファベット順みたい。


 両者のGUIを改めて見比べると、ST3ではPLAYでは音色選択とマクロとエフェクトしかいぢれず、EDITならシンセ系のエディットが一通りできるけど音色選択ができない。ST2では常に音色選択ができるが、シンセ系のエディットをするには9画面を切り替えながらになる。ST3のMIXはまだ全然使ってないので私的に判断保留中だが、ST2で不自由してなかった部分なので微妙な気がしないでもない。