by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

AT9905

 、ゆー訳で、audio-technica AT9905*2が到着したので、現物確認と挙動確認。発注してからどんな感じで接続すれば良さそか妄想を重ね、電源とマイクプリはZOOM H1n、ステレオで使うにはミニTRS(オス)-ミニTS(メス)*2の変換ケーブルが欲しいところだが手持ちに無いのでこちらで入手したCLASSIC PRO YSP221(標準TRS(オス)-標準TS(メス))とこちらで入手したCLASSIC PRO ASS211(標準TRS(メス)-標準TRS(メス))と標準TRS(オス)-ミニTRS(メス)端子*3を組み合わせてみたり。H1nのヘッドホン出力で確認した感じでは、ステレオでも大丈夫そ(^_^)


AT9905。イヤピースはXS/S/M/Lの4種で、標準ではMが装着済み。SとLに変えて試してみた感じ、私的にはMのままで良さそ。


端子とマイク付近の拡大。マイクは見えてる側だけでなく、向こう側(イヤピース側)からも音を拾ってるみたい。


標準TRS(オス)-標準TS(メス)のYケーブルなYSP221と標準TRS(メス)-標準TRS(メス)なASS211を合体。
3つの標準TRS(メス)に標準TRS(オス)-ミニTRS(メス)端子を装着。
画像下のASS211側にAT9905、上のASS211側にH1nを接続してステレオ化確認。
ごちゃごちゃするし接触不良も気になるので、実用にはCLASSIC PRO YMM212あたりを入手したいところ(^_^;

 挙動が大丈夫そなので、続いてヘッドホンがどんな感じに見えるのかお試し。右耳にAT9905を装着してH1nに接続し、H1nの出力をRoland UA-1010へ入力し、UA-1010のヘッドホン出力につないだSuperlux HD681を装着。オーディオインターフェースをUA-1010にしたCubaseMeldaProduction MNoiseGeneratorのホワイトノイズを出力し、入力をVoxengo SPANで眺めると↓


ホワイトノイズ無し。ちなみにUA-1010のSENSは20に設定。


Sonarworks Reference 4 Headphone editionの補正無しでホワイトノイズ。


Referenceの補正有りでホワイトノイズ。

 ↑こんな感じ。

 人体に装着しているからかホワイトノイズ無しの状態でも中低域で結構音を拾っているのが気になったが、ホワイトノイズを入れてみるとあまり気にならないかも。Referenceの補正の有無で結果が異なるのは見えるがどちらも凸凹が激しく、ヘッドホンの装着位置を少しずらすだけでも凸凹が変化するので、これではヘッドホンの傾向を見るのは無理な気がする(^_^;参考までにAT9905を装着せずにHD681の出力を拾ってみると↓


非装着なAT9905とHD681でホワイトノイズ。補正無し。


非装着なAT9905とHD681でホワイトノイズ。補正有り。

 ↑こんな感じで凸凹の激しさは相変わらず。

 これならこちらIK Multimedia ARC System 3(ARC3)してみた結果のほーが平坦で、ヘッドホンの傾向を見るのに良さそな気がする。Layer 1~3を7ポジションずつ測定するので時間がかかるのが難点だが、その分安定した結果が得られるのかも。AT9905はダミーヘッドもどきを入手してからが本領発揮かも。


Referenceのプロファイルと比較的近かったARC3とMZ102BeでHD681の測定結果再掲。