by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

Independenceの「All」確認

 ふと思い立って、こないだ気になったMAGIX IndependenceMIDIチャンネルを「All」にすると同音異チャンネルのノートオフを取りこぼすっぽい件の確認。入力機器はMIDIチャンネル01なCASIO PX-200とMIDIチャンネル02なSAMSON Graphite 49で、Soundigy Midi Patchbayで混ぜてLoopMIDIに出力した信号を使用。こないだはマルチティンバー音源なKORG M1で気づいたのだけれど、今回はMODARTT Pianoteqを使い、MIDIモニター機能も使って確認してみる。

 あれこれ再現具合を試してみたが、簡単なところではPX-200で「C3」を押鍵して、Graphite 49で「C3」を押鍵し、Graphite 49を離鍵しても音が出たままで、PX-200を離鍵すると余韻が残る。MIDIモニター上ではGraphite 49のノートオフが認識されておらず、PianoteqのGUI上では「C3」が押されたままとなる。GUIの鍵盤はPX-200で「C3」をON/OFFしても解消せず、Graphite 49で「C3」をON/OFFすると解消する。


Independenceで起動したPianoteqのMIDIモニター。「ch 2」の「Note 060 Off」が抜けてる。

 Pianoteqの単体起動で同様に試しても余韻は残らず、Graphite 49のノートオフが認識され、GUI上の鍵盤も押されたままにならないので、やはりIndependence側の問題と思われる。Independenceの音色では再現しないので、プラグインを読み込んで使用する際の問題っぽい。蛇足ながら、Independenceの音色でもサスティンペダルを併用すると両手両足を離しても音が鳴り続けるのを確認したけど、私的にはマルチティンバー音源のプラグインを読み込むときくらいしか「All」を使わないのでのーぷろぶれむ。


単体起動したPinoateqのMIDIモニター。「ch 2」の「Note 060 Off」も認識している。