by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

SAVIHost

 ふと思い立って、先日以来お試し中なTone2 Audiosoftware NanoHostと似た感じなSAVIHostの再確認。何かとお世話になっているVSTHostと同じ作者さんの品で、私的にはVSTHostばかり使っているので当メモ頁だと2011年4月以来登場していなかったり(^_^;久々に最新版を頂戴してみるとバージョンは1.43で、「Release Date: 2021-04-03」とのこと。

 実行ファイルはVST2用、VST2用の鍵盤無し、VST3用の3種が32bitと64bitで用意されているので、計6種。鍵盤無し以外は鍵盤付きだけど、設定で鍵盤非表示も可。鍵盤無しは少しファイルが小さいけど、それを気にしないのであれば鍵盤無しは不要かも。

 機能的にはNanoHostとほぼ同様の1プラグイン用で、ファイル名をプラグイン名にすることで直接起動も可。「NanoHost64bit.exe」が4.36MBなのに対しVST3用の「savihost.exe」が1.13MBと小さく、入力ポートが選べるなど設定も豊富。NanoHostが上回ってる機能は無いかもなので、今後はSAVIHostだけで(以下自主規制)。


VST3用の「savihost.exe」を「HPL2 Processor.exe」にリネームして起動したHPL2 Processor

 MAGIX Independenceプラグインホストにした際にMIDI入力ポートをミックス出来ない件もSAVIHostで解消するハズ…と、思ったら、KORG M1みたいなマルチティンバー音源で複数MIDIチャンネルを使う際に何故か度々音が鳴りっぱなしに(^_^;ちびっと確認した感じでは、Independence側でスロットのMIDIチャンネルを「All」にすると、同音異チャンネルのノートオフの処理を取りこぼすみたい(^_^;;ぬぅ、やはり複数のプラグインを扱うならVSTHostかな?

 なんだかんだで私的にお気楽なプラグインホストはVSTHostなのよね。VST2、VST3、32bit、64bitのプラグインが混在可だし。不便な点はプラグインGUIVSTHostのウィンドウ内でしか表示されれないことくらいかも。


VSTHostSonarworks Reference 4 Headphone Edition(VST2 64bit)、ag-works Sonogram SG-1(KVRの紹介頁)(VST2 32bit)、Ozone Imager(VST3 64bit)。