そんなこんなで、取説眺めつつKORG Prophecyの物理的モデルなオシレーターの挙動確認で、本日は「Plucked Model Oscillator」をお試し。昨日の「Brass Model Oscillator」や「Reed Model Oscillator」よりパラメーターが多いが「TYPE」選択は無し。「ATTACK」(撥弦元)と「STRING」(弦)のみで、筐体に関する設定は無し。
Prophecy Plucked Model OscillatorのGUI 160%なオシレーター部(上)とPDF取説の解説図(下)。
変調元はベロシティーとキーフォローが多く、自由に設定出来るのは「STRING」の「POSITION」と「LOSS」のみで、「HARMONICS」での音色変化も大きいけど、こちらの変調はキーフォローのみ。「ATTACK」の「NOISE」で「BALANCE」を大きくすると音量が下がって音量が不安定になったり、「ENVELOPE」の「REL」は90以下だと0と変わらない感じだったりで、イマイチ挙動が把握しづらい。全体的にこもり気味な印象だが、ベースギターはそれっぽい。
「WAVE SHAPE」Clipするとクラビ風になるみたいだけど、ハープシコードっぽくはならず。キーオンのノイズは「SUB」や「NOISE」で何とかなるかもだけど、キーオフノイズは無理っぽい。ハープっぽくもならないみたい。
昨日今日と物理的モデルを触ってみた印象では、イマイチ盛り上がらず。実機の操作子あってのProphecyなのだろうなぁとか、現機が単音なので和音楽器の再現は厳しいのかもとか、も少しエフェクトとか拡張してくれればとか思ったり。私的にはサンプル再生音源よりもモデリング音源が好みなのだけれど、何か少し足りない印象。