by mitsubamushi(by みつばむし)

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Prophecy

 、ゆー訳で、コルグ音楽制作アプリ&ソフト:全製品最大50%オフのサマー・セールを実施!KORG Collection 3 - Upgrade for Legacy Bundleが通常32,890円のところ16,390円な中、取説眺めながらProphecyをいぢって全体の把握と挙動確認。取説序盤の「プログラムの構造」を拝借すると↓


Prophecy「プログラムの構造」。

 ↑こんな感じで、信号の流れはそれなりにわかりやすい気がする一方で、内部のEGやLFOMIDI信号のベロシティやらアフタータッチやらコントロールチェンジやらであちこち変調出来るのでそちらの把握がとっても厄介な印象。私的には変調一覧画面が欲しいところ。

 Oscillatorが独特だけどその後は比較的簡素な印象で、Wave Shapeは活躍してない音色もちらほらで、Mixerは元がモノフォニックだからか定位設定も無く、Filterはスロープが無く、Amplifierも最低限で、Effectは6種直列固定。前述のとおり変調が豊富なので、Oscillatorを含む各所に時間変化を付けたり、演奏を反映させたりするのは得意と思われる。実機に忠実なのもわからんではないが、フィルターの種類とか定位とかエフェクトとか、も少し拡張してくれると現代版になる気もする。

 取説に見る7種のオシレーターは↓

・Standard Oscillator:「アナログ・シンセサイザーオシレーターをシミュレーション。」
・Comb Filter:「ホワイト・ノイズから音程成分を取り出す」
・VPM (Variable Phase Modulation):「2つのオシレーターの位相変調で音を加工」
・Cross/Sync/Ring Modulation:「オシレーター同士のモジュレーション」
・Brass Model Oscillator:「リップリードを備えた金管楽器を物理的モデル」
・Reed Model Oscillator:「リードを備えた木管楽器を物理的モデル」
・Plucked String Model Oscillator:「撥弦楽器を物理的モデル」

 ↑こんな感じで、アナログ系やFM/PD風なのは多少なじみがあるとして、物理モデルな3種はなかなか厄介(^_^;軽く試した感じでは通常奏法の音が出る範囲が狭く、少し外れると音が出なかったり変な音になったり(^_^;;これを奏法と変調で弾きこなすのがProphecyの真骨頂な気もするが、時間切れで本日はここまで(^_^;;;