by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

ARC System 3 Try あんど SampleTank 4

 昨日はARC System 3 Tryで測定のお試し。測定されるのはFOSTEX PX-5オーディオインターフェースRoland UA-1010として、マイクはどーしよーか迷った末に面白いかもとゆー理由でZOOM H1n。ARC3ではオーディオインターフェースとして出力と入力を別々に設定出来なかったのでH1nのライン出力をUA-1010に入力し、ARC System 3 - Tutorial - Measurementで手順を予習してから指示に従って測定。

 測定結果は「C:\Users\[user]\Documents\IK Multimedia\ARC System 3\AnalysisResults」に保存されたよーで、ファイルサイズが38.7MBと大きい(^_^;Cubaseのマスター出力にARC3をインサートすると、測定結果と補正具合が表示される。補正結果の平坦具合はイマイチで、とりあへづ低域と高域が広がる感じになったみたい。



AEC3の「NATURAL」(上)と「LINEAR」(下)。低域の補正具合が少し変わるみたい。
お試し用に雑に測定したので、測定結果(緑の線)はPX-5の実力とは違うかも。


参考までに、PX-5のサイトに載ってた周波数特性。

 曲を再生しつつオンオフを切り替えて聴いていると、補正後のほーが低域と高域がしっかり出ている印象。少し低域が強くなりすぎる気もするが、雑な測定が原因かも。「VIRTUAL MONITORING」で他のモニタースピーカーに似せられるのは面白い(^_^)


「VIRTUAL MONITORING」。
リストには自社のiLoud Micro MonitoriLoud MTMの他、他社製品も。


「VIRTUAL MONITORING」でiLoud Micro Monitorを選ぶとこんな感じ。

 Cubaseで見る遅延は3サンプル。ちなみにSonarworks Reference 4では「Zero Latancy」が0サンプル、「Mixed」が760サンプル、「Linear Phase」が2000サンプルとなり、私的に普段は「Zero Latancy」で使っている。ARC3の補正後が平らでないのは遅延を抑えているのも原因だったり?


Sonarworks Reference 4。「Zero Latancy」でも補正後はほぼ平らに表示される。

 振り返ると、モノラル入力前提の測定にXYステレオマイクなH1nを使ったのはまずかったかも(^_^;周波数特性も不明だし。ただ、ARC3の面白さは何となく見えた気がするので、こないだは「少し気になる」だったけど「有力候補」に変更(^_^)


 本日は、IK Product Manager(IKPM)で音ネタのダウンロード あんど インストールが完了したSampleTank 4の挙動確認。音ネタのフォルダは111GBになり、Hitmaker Synthwave関連だけ合流させたら113GB。SampleTank 3の音ネタ約30GBも新規でインストールした形となり、これまで使っていた音ネタと重複するのでそのうち整理しましょね。

 SampleTank 4の新規プリセットをいくつか鳴らしてみたが、可もなく不可もなしとゆーか、特に感動も感激も無く、盛り上がらない。生音系では奏法違いでいくつもプリセットが並んでいるが、キースイッチで切り替えられるよーにしたプリセットは少ない印象。う~む、早まったか?


SampleTank 4.1.4。

 こないだSampleTron 2のプリセットを確認すると、SampleTank 4ではタグや検索が使えるので、こちらのほーがプリセットの選択は楽そ。SampleTron 2の独自機能は使えないのでトラックの選択やテープエフェクトは無理っぽい。エフェクトの入れ替えは自由になるが、何故か先頭に「VINTAGE EQ-1A」が有効状態入っていたり。


SampleTank 4で見たSampleTron 2のプリセット。


SampleTron 2のプリセットを読み込めば編集も可だが、SampleTron 2の独自機能は使えない。


エフェクトの先頭には何故か「VINTAGE EQ-1A」。
SampleTron 2の「MULTIMOD」の位置には「ENSENBLE」が居るが、ここは「MULTIMOD」の設定で変わる。