と、ゆー訳で、Kushview Elementでの6弦独立エフェクトに続いて、本日はCubaseでお試し。Element FXがサラウンド対応ならのーぷれむなのだけれど、先日確認した感じではステレオ入出力になってしまうよーなので使用を断念。各弦用にオーディオトラックを用意してエフェクトするのが確実かもだけれど、音作りが面倒なので他の手段を探ってみたり。
せめてMAGIX Independence FXのOrigami(KVRの紹介頁)での各弦IR処理だけでも1つにしたいけど、そこから先はやはり6トラック用意しないとダメかな?簡単そな配線を考えて、エフェクトセンドを使ってみると↓
CubaseのSendで6弦独立エフェクトする例。
まずはGKピックアップを入力とした6chのオーディオトラックにOrigamiをインサートしてピックアップモデリング。
そこから各弦処理用のステレオなグループトラックにエフェクトセンドで分岐する。
↑こんな感じで分岐は大丈夫そ。あとは送り先でエフェクトするのだけれど、手間がかかるだけで効果は薄いかも(^_^;
各弦独立処理から一旦逃避して簡単な2系統処理を考えてみると↓
インサートエフェクトだけで2系統処理の例。
GKピックアップを入力とした6chのオーディオトラックにOrigamiをインサートしてピックアップモデリングするのは同じ。
後段のVST Amp Rack*2で各々エフェクトするのだけれど、配線に少々細工が必要。
Independence FXの設定。「Channel Manager」で出力先を変更。
VST Amp Rack*2のルーティングを細工。
1つ目のはそのまま(上)で、2つ目の入力だけずらす(下)。
↑こんな感じに。VST Amp Rackはステレオ入出力なので、インサートのルーティングで2つのVST Amp Rackの入力をずらすと「Channel Manager」でどちらに出力するか選べるよーになる。この例では「Channel Manager」で「L」か「R」か「L + R」を選ぶと1つ目のVST Amp Rackへ行き、「C」か「LS」を選ぶと2つ目のVST Amp Rackに送られる。今回「L + R」を使ったけど、「L」や「R」よりも音量が大きくなるので「C」や「LS」と合わせるなら「L」か「R」が良さそ。VST Amp Rackの出力はそのままなので、両者ステレオ(「L」と「R」)に出力される。
これはエフェクトがステレオ入出力だから使える手で、AmpSimulatorだと6入力2出力なので、「Channel Manager」でどーやっても入力されてしまうのでダメ。サラウンド対応なエフェクトを使いたいなら、トラックを2つ使うのが良さそ。エフェクトしたくない弦は「Channel Manager」でミュートするだけで済む。
蛇足ながら、Cubaseにも12弦やALT Tuningに使えそなピッチシフト系エフェクトは無い(^_^;新たな出逢いを求めてWebを徘徊しましょかね。力尽きたので本日はここまで。6弦独立エフェクトはまた後日再挑戦する予定。