by mitsubamushi(by みつばむし)

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Elementで6弦独立エフェクト

 、ゆー訳で、Cubaseでのエフェクトとしては残念だったKushview Elementをホストとして6弦独立エフェクトのお試し。「RE-GUITAR/AMP II」なGP-10(本家頁)のUSBオーディオを使ってFERNANDES FR-55S改のGKピックアップをエフェクトして楽しむ(^_^)


IK Multimedia AmpliTube CS*6で6弦独立エフェクト。

 ↑はGKピックアップの各弦独立入力をこないだ同様MAGIX Independence FXのOrigami(KVRの紹介頁)で各弦IR処理(ピックアップモデリング)し、各弦独立AmpliTube CSした例。以前こちらではPedalboard2をホストにステレオ処理を利用したAmpliTube CS*3で済ませたけど、AmpliTube CSのプリセットはモノラル用みたいで楽しめないのよね。今回は各弦1つのAmpliTube CSを使ったのでプリセットでも楽しめるし、各弦ばらばらの設定も可能だが、1~3弦をクリーンにして4~6弦を歪ませるとか、2系統が実用的かな?



Independence FX単独で6弦独立エフェクト。

 ↑はIndependence FXだけで各弦独立エフェクトした例。Independence FXの各エフェクトはサラウンドに対応しているので、6chで使えば6chエフェクトになるのだけれど、各chでモノラル処理にしかならないのが少々残念。今回試してみたところ、「Channel Manager」でステレオにまとめた後はステレオ処理してくれるみたいなので、単独で楽しめる(^_^)

 今回の例では「Origami」でIRなピックアップモデリングして、「Compressor」→「La Cerma」(歪系)→「Preamp Modeler」→「Cabinet Modeler」→「Mic Modeler」と各弦独立処理し、「Channel Manager」でステレオにまとめて「Filter Delay」→「Chorus」→「Reverv Two」とステレオ処理している。「Preamp Modeler」は歪ませられないので前段に歪系の「La Cerma」を使っているが、Independence FXの歪系はどれも単独だとそっけない印象なので、「Preamp Modeler」「Cabinet Modeler」「Mic Modeler」で味付けしている感じ。各弦独立「Chorus」も試したが、前述したよーにモノラルになるので広がりが出ず、あまり楽しくなかった。

 こちらの利点は何と言っても配線や音作りやプリセットの管理が簡単な点。AmpliTube CS*6の例のよーに2系統で楽しみたいなら、Independence FX*2で済む。音が気に入るかどーかが実用と思えるかどーかの分かれ道な気もするが、私的には楽しめるのでのーぷろぶれむ(^_^)

 また、こちらの例ではGKピックアップの各弦独立入力をGP-10にも送っており、GP-10の音も楽しめる(^_^)ちと残念なのはGP-10側だと自身の音量はGKボリューム等で操作可なのに対し、GP-10が受けるElementの音量(IN Lv)を操作子にアサイン出来ない点。Element側のパラメーターはController Mappingで操作出来るけど、GP-10が操作子にコントロールチェンジを設定出来ないのでGP-10からは扱えないし…ぬぅ、惜しい。


 Elementとだと配線次第でどーにでもなる感が強いのだけれど、ピッチシフト系が手持ちに無いので12弦やALT Tuningには届かず。私的にはオープンチューニングしないのでALT Tuningの使用頻度は低いのだけれどオクターブ上とか下とかは試してみたいし、12弦風にするなら少なくとも2系統処理しないとだし、各弦独立で音程を少しずらして混ぜるのも好みだし…良さそな無料プラグインとの出逢いを期待。