と、ゆー訳で、KORG Prophecyに物欲が盛り上がらず某サマーセールの見送りが決定した中、今後の半額セールに備えてあまりいぢってないTRITONとTRITON Extremeの確認。TRITONシリーズの最終形がTRITON Extremeとのことなので、取説を眺めながらExtremeをいぢる。M1の上位互換だろうとぼんやり思っていたら、「Multi」が無いのね。
私的にKORGな実機は707(1987年)と05R/W(1994年)しか所有したことが無く、05R/Wはライブで「Multi」のお世話になっていたのよね。その後の機種はほとんど無縁だが、少ない機器でいろいろな音色を鳴らすのに「Multi」は必須と思っていた私的には、かなり驚き(笑)ただ、取説を眺めた感じ、TRITON Extremeだと「COMBI」でそれっぽくなるみたい。
TRITON Extremeではインサートエフェクト(IFX)が5つあり、「PROG」だと1つの音色で5つ全てを使用可だけど、「COMBI」だと「ROUTING」で各ティンバーの出力先を各IFXに配線出来るみたい。なので「PROG」と同じ音をIFX込みな8ティンバーで再現するのは無理だけど、5つのIFXをどのティンバーで使うかは選べるので、IFXが無かった05R/Wよりはだいぶマシ。「PROG」と同じIFX込みの音で8系統「Multi」出来るM1の方が何かと便利そな気もするけど。
PDF取説で見るTRITON Extremeの「PROG」構成。1つの音色に5つのIFXと2つのMFX。
PDF取説で見るTRITON Extremeの「COMBI」構成。最初これを見て全てのティンバーを混ぜてからIFXに入るのかと思って絶望した(笑)
改めて「COMBI」なプリセットをいくつか鳴らしてみるとMIDI ch違いのティンバーがあってもアルペジエーター用で、「Multi」風に使えそなのはほとんど無いみたい。アルペジエーターで伴奏するプリセットが目立つ印象だが、これって実用になるのだ(以下自主規制)。音色を重ねて分厚くなっているのも多いが、私的にはあまり盛り上がらず。