by mitsubamushi(by みつばむし)

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PTB-6 TRの回路確認と変更

 ふと思い立って、先日記したPLAYTECH PTB-6 TRのトーン回路付近の確認。2ピックアップでパッシブ2ボリューム2トーンなのだけれど、以前ちらっと記したよーに、片方のトーンを絞ると両ピックアップのトーンが絞られてるみたいなのよね。で、裏蓋を開けて配線を辿ると…やっぱり何か変。


 ボリュームの1番端子はアース、2番にピックアップのホット、3番はトーンの2番と出力へ。トーンの1番端子はコンデンサー経由でアース、2番はボリュームの3番、3番はNC。これが2系統入ってるよーなのだけれど、これだとボリュームはピックアップ毎になるけど、トーンは2つとも両ピックアップに効いてしまうのでわ(^_^;


 BSch3Vを頂戴して回路図にしてみると↓



 ↑こんな感じ?回路図は元々不慣れだしとっても久々なので、いろいろ間違ったり勘違いしているかも(^_^;


 つまりはトーン回路が1つ余分みたいなので、片方を除去してみる。いちおーハンダゴテを用意したけど、配線2つ切断するだけで済んだ(笑)リヤピックアップ用らしきトーンは出力の配線が付いていたので、フロントピックアップ用らしきトーン除去し、残ったトーンを除去した空き地に移動。GK-3Bの本体は少し移動して再装着。



トーンを1つ除去して、残ったほーを跡地に移動。




GK-3Bを再装着した表と裏。



除去したトーン。コンデンサーには「2A683J」の文字。
Googleさんしてみると2A683J 100V 0.068uF 5%ラジアルリードポリエステルフィルムコンデンサみたい。
ボリュームには抵抗値が見当たらず、底面には「CF」「CHERKFAN」「R1610NY」らしき刻印。
基板に印刷された「A504」でGoogleさんしてみると、Aカーブな500KΩかもだけど詳細不明。


 KORG PX3T PANDORAに接続して遊んでみると、トーンの具合は良好で特に問題無さそ。が、GR-55でノーマルピックアップを有効にすると歪んだよーな音になり、何か悪さしたかといろいろ確認したところ、GK配線をGKP-4経由でなく、直にすると大丈夫。更に探ると、電源を入れてないGP-10が影響していたよーで、GKP-4経由でもGP-10のGK配線を抜くと治まる。


 むぅ、電源を入れてない機器の影響がこんなところにも(^_^;この手の影響を防ぐには直にGK配線したり、未使用機器のGK配線をGKP-4から抜くのが良いのかもだけど、それは面倒なのよね。ま、全機器の電源入れておけば良いのだろーけど…GKP-4の各出力の各信号端子にオペアンプのバッファ入れるとかすると解消するのかしら?