そんなこんなでプリセットを確認しつつSteinberg HALion 5で遊んでいる今日このごろ、ノートオフが認識されないのか音が鳴りっぱなしになることが度々。ちと気になったので色々試してみると、↓
・MIDIの入力が「All MIDI Inputs」で、信号を混ぜている。
・YAMAHA MCS2に接続した連続可変のペダルを操作する。
↑の2要素が合わさると結構な確率で再現するみたい。鍵盤側はCASIO PX-200だと簡単に起こり、SAMSON Graphite 49ではあまり起こらない。
試した内容の詳細は長くなるので、簡単にまとめると↓
・『MIDIの入力が「All MIDI Inputs」で、信号を混ぜている。』
現在鍵盤関連はPX-200のUSB(PX-200自身)とMIDI(MCS2)、それとGraphite 49の3つが主なMIDI入力となっており、それらを混ぜて使用するので「All MIDI Inputs」をメインで使っている。それらを個別のMIDIトラックの入力として出力先を1つのシンセにした場合は再現しないが、「All MIDI Inputs」だとそれら3入力だけに設定しても再現する。
PX-200のMIDI出力をMCS2のMIDI入力に接続し、MCS2のMIDI出力をRoland UA-1010のMIDI入力に接続した場合、PX-200とMCS2の操作だけなら「All MIDI Inputs」でも再現しない。それにGraphite 49の操作を加えると再現する。また、こちらで出逢ったSoundigy Midi Patchbayで3入力をマージしてLoopMIDIに出力し、MIDIの入力をLoopMIDIにすると再現しない。
音源はHALion 5に限らず、MODARTT Pianoteqなどでも起こるが、VSThost上や単体起動では再現しない。
・『YAMAHA MCS2に接続した連続可変のペダルを操作する。』
鍵盤を弾いてるだけでは再現せず、わざと激しくペダル操作すると簡単に再現する。Graphite 49のホイールをグリグリしながらでもたまに再現するので、これはMCS2の連続可変ペダル以外に頻繁にMIDI信号を送る機会が無いからと思われる。
↑こんな感じ。両者を合わせると『MIDIの入力が「All MIDI Inputs」で、大量の信号を混ぜている。』といったところか。音が止まらないので気付いたが、ノートオフ以外の信号も漏れているのではなかろーか。
これまで同様の症状に出逢ったことはないが、環境を新しくしたばかりなので環境依存なのかもで、少々困っている。PX-200はUM-550改造ドライバーで試したり、6700K機本体のUSB端子に直挿ししてみたけど変わらなかったので、USBハブやらドライバー関連では無さそな気がする。
ちと変だと思うのは、MIDI Monitorで眺めつつ、MIDI録音しながら再現させると、MIDI Monitorにはノートオフが記録されないのに、録音されたMIDIイベントはしっかりノートオフされている点。Cubaseの「All MIDI Inputs」以外では再現しないので原因はCubaseだろーと思うし、避けるのは比較的楽だけど…も少し確認作業を続けましょかね。
