by mitsubamushi(by みつばむし)

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Reference 4.4.9 あんど UA-1010でRTL Utility

 ふと気づくとこないだ4.4.8になってたSonarworks Referenceが4.4.9になってたり。Release notesによると↓

Reference 4.4 Release Notes
Release notes for 4.4.9
Date of release: 26/07/2021


Systemwide

・Fixed crash on sleep issue (macOS)
・Fixed audio artifacts (clicks and pops) issue with the new Safari update (macOS)
・Fixed issue where switching driver modes would invoke SoundID Reference (Windows)
・Fixed several issues with the feedback sending feature


Plugin

・Added Ableton 11 to the Render Bypass Notification feature

 ↑こんな感じ。ちとバタバタしているので、後日頂戴する予定。


 バタバタしているのは昨日頂戴したOblique Audio RTL Utilityをお試しするから。とりあへづインストールから…と、思ったら、これってダウンロードした「RTL_Utility_0_5_2_x64.exe」(3.44MB)をダブルクリックすると直接起動するのね。私的にはとっても好み(^_^)



RTL Utility。バージョンは0.5.2。

 まずは普段使っているRoland UA-1010の44.1kHzなバッファサイズ6(256サンプル)の低レイテンシーモード設定で確認。Cubase「スタジオ設定 (Studio Setup)」ダイアログでは「入力のレイテンシー」が「9.161 ms」、「出力のレイテンシー」が「11.587 ms」と表示されるが、RTL Utilityで測った結果は「913 samples」「20.703 msec」。Cubaseの入力と出力の合計が「20.748 ms」なのでCubaseのほーが「0.045 ms」多く表示されているみたい。


UA-1010の設定。44.1kHzでバッファサイズ6(256サンプル)の低レイテンシーモード。


Cubaseの「スタジオ設定」でレイテンシーを見ると、入力「9.161 ms」で出力「11.587 ms」。入力と出力を合わせると「20.748 ms」


RTL Utilityで実測すると、「913 samples」「20.703 msec」。数回測ってみたが結果は同じ。

 UA-1010の設定を44.1kHzで低レイテンシーモードのままバッファサイズだけ変えて同様に確認してみると、バッファサイズ1(32サンプル)~10(2048サンプル)のどれも、Cubaseレイテンシーが「0.045 ms」か「0.046 ms」多いとゆー結果。バッファサイズ6で低レイテンシーモードのままサンプルレートだけ変えて同様に確認してみると、48kHz(256サンプル)と96kHz(512サンプル)だと両者同じレイテンシー(「19.104 ms」と「18.229 ms」)で、192kHz(1024サンプル)だとRTL Utilityが「17.771 msec」でCubaseが「17.765 ms」とCubaseのほーが「0.006 ms」少ないとゆー結果に。この結果にどんな意味があるのかは不明だが、そのうちいちおー実験室にでもまとめてみたい。