by mitsubamushi(by みつばむし)

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オーディオトラックとVSTiでのサンプル再生の違い

 以前気になったVSTiの挙動の中で、特に24bit 96kHzなプロジェクトでLM4 mkIIを鳴らすと、サンプルが24bit 44.1kHzなのに48kHzまで音が出ていた件の再確認。今回は32kHzなサンプルをCubase 5.5.3の16bit 44.1kHzなプロジェクト上で色々発音させ、sonogram SG-1Voxengo SPANで眺めてみた。


 オーディオトラックに読み込むと44.1kHzに自動変換されるが、元が32kHzなので再生すると16kHz付近までしか音が入っていない。当然と言へば当然な挙動。
 が、LM4 mkII、Independence 3、TX16Wxに読み込んで発音すると、16kHzの上まで音が出ている。見た目にはVSTi間での違いは無さそ。これはひょっとして「折り返しノイズ」とか「エイリアシング」とゆーヤツかしら?
 ちなみにこれまた当然なのだけれど、オーディオミックスダウンしても結果は変わらない。



32kHzなサンプル再生の結果。オーディオトラック(左)とIndependence 3(右)。


 Cubaseでプロジェクトの設定と異なるサンプリング周波数の物を扱う場合、オーディオトラックに貼り付けるのとVSTiで鳴らすのでは結果がかなり異なる事になりそーね。