そんなこんなで、自前でオシレーター波形を切り出すのに使えそな道具を物色してみたが、私の環境ではVSTiの書き出しからしてCubaseを主軸にするのが良さそと判断。改めてCubaseの機能を振り返り、サンプラートラックはVSTiとの連携も便利そで、ループも組めるので良さそだなぁと思ったけど、どーやらオーディオの書き出しには対応してないみたいで残念。でもサンプルの転送でHALionに送れば、そちらでループを組んだりトリムしたりしてサンプルのエクスポートが出来るハズ。
初期化したHALionの矩形波を元に実際に作業しつつあれこれ手順確認したのを簡素化して記すと↓
・インストゥルメントトラックでHALionを起動。
・単音で「C3」を鳴らすMIDIパートを作成。
・作成したMIDIパートをサンプラートラックへドロップ。
・サンプラートラックからHALionに転送。
・転送で起動したHALionでZoneを指定してサンプルエディターでのサンプルの編集でループを作成してトリム。
・手動で大まかにスタートとエンドを設定。
・サンプルエディターのコンテキストメニューで「Zoom」→「Zoom to Sample Start/End」。
・ループを「Sustain」「Continuous」に設定。
・ループポイントを手動で狭める。
・「Find Previous Loop Start/End」「Find Next Loop Start/End」で良さそな範囲を探る。
・コンテキストメニューで「Loop」→「Set Sample Start/End to Sustain Loop」。
・コンテキストメニューで「Sample」→「Trim Sample to Start/End」。
・サンプルのエクスポート。
↑こんな感じ。書き出したサンプルファイルをMAGIX Independenceに読み込むと、しっかりループされた矩形波として扱える(^_^)IK Multimedia SampleTank 4にもドロップしてみたら、何故か「Unsupported file type.」でエラー(^_^;
MIDIパート。実際には「C3」だけでなく、「C0」「C1」「C2」「C3」「C4」「C5」「C6」「C7」を各々2/4で発音したのを使用。
HALionの矩形波はWaveform 50.00に設定。
MIDIパートをサンプラートラックにドロップするとこんな感じに。
サンプラートラックからHALionに転送するとこんな感じ。
各Zoneを音階に合わせて切り出し、ループしてトリムし、そのままだと音量不足な気がしたので-6.0dBでノーマライズ。
全Zoneを選択してサンプルのエクスポート。「Sample Path」は任意で、「Sample Name」は「$(Zone)」。
ステレオで作業してたので「File Format」の「Channel」を「Left」してモノラル化。
Independenceで読み込みok!ループの具合も良好(^_^)
SampleTank 4では何故か「Unsupported file type.」でエラー(^_^;
これでHALion以外のVSTiからでもオシレーター波形を切り出せるハズ。今回の反省点としては↓
・音価は1/4でも大丈夫そで、音程は「C1」「C3」「C5」だけでも良いかも。
・ループ作成前にサンプルをモノラルにしたほーが良かったかも。
・「Snap to Zero Crossing」したほーが良かったかも。
・ファイルの長さがまちまちなので、ループの長さを大まかに揃えたほーが良かったかも。
・SampleTank 4でも使えたほーが良いかも。
↑こんな感じ。本格的にオシレーター波形を切り出すのは、も少しあれこれ手順を確認してからになりそ。