ふと思い立って、Meldaな「Automatic equalization」でaudio-technica ATH-AD5とSuperlux HD681の差をEQしてみる。ATH-AD5は長らくお世話になっていたお気に入りなのだけれど、Sonarworks Reference 4 Headphone Edition非対応なので最近は使わなくなってたのよね。HD681はReference 4や後継のSoundID Referenceに対応しているので、ATH-AD5との差をEQで補正出来ればSoundIDで使えたり?
基本手順はMNoiseGeneratorで出力したホワイトノイズをATH-AD5とHD681で鳴らし、マイクで拾ってMAutoEqualizerでキャプチャして「Automatic equalization」するだけ。オーディオはVoicemeeter BananaとSteinberg UR22mkIIの組み合わせで、配線はSAVIHost起動したStudioRackで。差を確認するだけなので、マイクは手元にあったaudio-technica AT-K60(笑)
保存しておいたキャプチャ結果で両者を比べてみると、ATH-AD5は100~500Hzが大きく出ているみたい。高域はそんなに違わないかもと思ったら、MFreeformEqualizerのEQ具合でみると結構違うっぽい。そんでもって50Hzから下は少ないとゆー結果に。
StudioRackはこんな感じ。下から3段目のMNoiseGeneratorでホワイトノイズを出力。
その下のMUtilityで「PANORAMA RIGHT」を「100% left」にして左だけヘッドホンに出力。
マイクからの入力は上から2段目のMAutoEqualizerでキャプチャして保存。2段下のMUtilityは「VOLUME」を「Silence」にして出力ストップ用。
MAutoEqualizerでHD681(赤線)とATH-AD5(緑線)を「Automatic equalization」したEQ具合。
HD681(赤線)とATH-AD5(緑線)をMFreeformEqualizerで「Automatic equalization」したEQ具合。
MFreeformEqualizerでEQしてからHD681のプロファイルなSoundIDを通してATH-AD5で数曲聴いてみると、素のATH-AD5よりもすっきりした印象だけど物足りないとゆーか違和感が強い(^_^;派手にEQしているからかクリップしやすいよーで、MFreeformEqualizerの「OUTPUT」で-12dBくらいしないと安心出来ない(^_^;蛇足ながらMAutoEqualizerで保存したキャプチャは、「C:\Users\[user]\AppData\Roaming\MeldaProduction\MeldaProduction MAutoEqualizer\Comparisons」フォルダで「*.MAutoEqComparison」ファイルになっている。