by mitsubamushi(by みつばむし)

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BFD3でオーディオのインポート

 、ゆー訳で、FXpansion BFD3のファイル構成を確認中な昨今。ふと思い立って、オーディオのインポートを試してみる。音ネタとしてSteinberg LM4 MarkIIのサンプルを…と、思ったらAIFは使えないのね。初代LM4のサンプルをWAVに変換したのがあったので、そちらを使う。


 取説には『サンプルインポート・パネルは、ドラムブラウザの Option メニュー内のImport samples…機能で開くことができます。』と記されているが見当たらないので、「Drums」選択時のFilesメニューから選択。保存先はコンテンツロケーションパネルに登録済のパスしか選べず、新規や独自のフォルダが使えないので少々不便かも。


 とりあへづスネアのサンプルでお試し。ベロシティーレイヤーは4段階なので、4サンプルをインポートしてみると、保存先に指定したフォルの「Audio」フォルダ内に「User Sampled Drums」フォルダが追加され、その中にインポートで指定した名前のフォルダが作成される。奏法はHitで、サンプル名は「master01.wav」〜「master04.wav」。元のサンプルとバイト数が同じなので、名前を変えただけかな?


 「BFDArticTweaks.xml」を眺めると、ベロシティは0〜0.25〜0.5〜0.75〜1の均等割。「dbTrim」は全て0だけど、「loudness」は-35.4503、-35.2402、-38.6019、-39.3528とそれぞれ異なるのは、ひょっとしてサンプルの音量を認識してたり?BFD3に読み込んで鳴らしてみると、とっても不自然だが、想定するベロシティーが異なるのでしょーがないのかも。


 で、取説には『各ベロシティレイヤーの幅を変更したい場合は、ドラムを読み込んだ後に任意の幅に変更することも可能です。』と記されているけど…どこ?ドラムエディタでそれっぽいのはLoudnessのCurveだけみたいだし、他はキーマップのResponseくらい?これってどちらもベロシティカーブの設定で、『任意の幅に変更する』のとは違うよーな…むぅ、わからん。


 などと遊んでいたが、BFD3にはEGやフィルターが無いのが難点か。他音源のサンプルをインポートするなら、Cubase付属のGroove Agent SEのほーが向いてる気がする。