by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

MODARTT VIDEO CONTEST 2022ネタ雑感

 、ゆー訳で、「https://youtu.be/IhKPNIGY3_c」が大丈夫そなので昨日MODARTT VIDEO CONTEST 2022 - entriesこちらに投稿を済ませ、忘れないうちに作成メモ的な雑感を記す。MODARTT PianoteqClassical guitarGuitar modeを活かせるかと古い自作の練習曲を元にしたが、あまりにも短いのでイントロとエンディングを追加してみたり。それでも短いので前半を繰り返すことも考えたけど、演奏主体にするにはMIDI変換がイマイチだったので編集前後を見えるよーに方向転換し、それなら短くても良さそなのであの形に落ち着いたのよね。

 最大の難点はGP-10(本家頁)でのMIDI変換で、半音階設定なのに音程が不安定だったり、Cubaseロジカルエディターで「del velocity below 30」すると消える小さな音が「LowVeloCut」で思った感じに排除できなかったりで難儀した(^_^;GR-55(本家頁)のPCMがもっとスムーズな印象だったので、ここまで苦労するとは思わなかったよね(^_^;;Morris Tornado ZII-HGGK-2Aピックアップの位置とか、指弾きとか、感度調整も絡んでいると思われるので、なかなか厄介(^_^;;;


あれこれ試した末に今回採用したGP-10のMIDI SETTINGS。


今回採用したGP-10の感度設定。

 MIDI変換についてはJAM ORIGIN MIDI GUITAR 2も気になったのだけれど、今回は時間が無かったので見送り。後日お試しする予定だが、各弦独立では無いのであまり期待は(以下自主規制)。それでも用途によっては便利かもと、少し期待。

 Pianoteq側はプリセットの「Classical Guitar Arpeggio」のままで、「Reserved MIDI Channels for indivifual strings」を「Channels 1 to 6」にしただけ。録音中はPianoteqの音は気にせずにZII-HGの生音で判断していたので、YAMAHA MFC10で操作していた「Pinch Harmonics」は聴こえてない。「Thumb」(B-2)を有効にするかは少し迷ったけど、弦毎に指定できないみたいだし、演奏中に親指時だけMFC10を操作するのも大変そだったので見送り。

 今回のネタでは演奏風景が無いとダメっぽかったのでGalaxy A21で撮影したが、その際に活躍してくれたのは数日前にリサイクル屋さんで入手した55円なフレキシブルアームなスマホスタンド。少しお試しした感じでは揺れが激しく収まるのにも時間がかかるのでダメかと思ったが、アームを輪にしてケーブルタイで固定することで実用に(^_^)演奏風景撮影に無難そな向きや角度を探ったので、今後も活用するかも。


リサイクル屋さんで55円だったスマホスタンド。フレキシブルアームの長さは60cmくらい。


そのままだと揺れが大きく不安定なので、アームを輪にしてケーブルタイで固定して使用。

 Galaxy A21で撮った演奏風景はShotcutのポータブル版を頂戴して切り出したが、その際に特に形式を指定しなかったこともあり、フレームレートが30.16fpsで43MBほどのファイルとなる。Cubaseとはフレームレートが合わないっぽく読み込めなかったので、「組み込み」の「H.264 Baseline Profile」「H.264 High Profile」「H.264 Main Profile」を試すとどれも30fpsで、ファイルサイズは各々83MB、48MB、49MBほど。品質的にはどれも大丈夫そだったので、ファイルの小さな「H.264 High Profile」を採用。



各動画ファイルのプロパティ。
左上が切り出した動画で、右上が「H.264 Baseline Profile」。左下が「H.264 High Profile」で、「H.264 Main Profile」。

 「H.264 High Profile」で出力した動画をCubaseに読み込んだら録音しMIDIトラックから該当する範囲を切り出し、時間軸を伸ばして動画との頭合わせ。編集前後を比べたいので編集用は別トラックにコピーして、不要な音を削除し、不安定に音程が変化している箇所等を編集。エンディングで音が拾えなかったっぽい箇所の編集は、時間軸を伸ばして動画のピッキング位置を確認したりで結構大変だった(^_^;

 完成形の想定として演奏風景動画を全画面にして右上や左下にPianoteqのGUIを配置する案もあったけど、MIDI編集前後を大きく表示したいこともあってCubase上で全て表示した状態で再生したのを全画面録画する方向に決定。両MIDIトラックをインプレイスエディターにしてPianoteqのGUIに隠れない程度に広げ、PianoteqはMIDI画面も開いてMIDI情報具合も表示し、演奏風景はおまけ的に配置。Cubaseを再生して、Voicemeeter Bananaからの音を入力したAG-デスクトップレコーダーで全画面録画。

 動画の編集ツールは前述のShotcutも検討したけど、テキストを単体でレイヤーとして扱えないみたいなので見送り、毎度のAviUtlを使用。昨年の情報から動画と音声を差し替えて始まりと終わりを調整し、それにあわせてテキストを調整するだけなのでとっても楽(^_^)書き出して何度か再生してみると、何か所か気になったのでCubaseに戻って再修正。

 再修正したのはMIDIではPianoteqのGuitar modeで見て余分な音が入っていた箇所と、追加編集した際にMIDIチャンネルを間違えていた箇所。配置的には演奏風景を少し侵食する感じでPianoteqのGUIを動かし、顎がちらほら見えてたのをタイムディスプレイウィンドウで隠す。今回はクリック等を使わなかったので、表示は「秒」。

 再びAG-デスクトップレコーダーで全画面録画し、AviUtlで動画を差し替えて書き出して完成となる(^_^)GP-10でのMIDI変換が良ければただの演奏風景になってたハズだが、私的演奏能力を考えるとそれが面白とも思えず、結果的には今回の結果となって良かったかも思ったり。何はともあれ、締め切りにも間に合ったし、少しのんびりしたい(笑)

 ちなみに、Pianoteqは↓

8.0.5 (2022/12/22)
Fixed rare crash on plugin instantiation.

 ↑こんな感じで8.0.5になってたり。手元の7から8への更新は参加賞が入ってからにする予定だけど、有料追加音色に手を出すのは安売りセール待ち。Guitar modeNote Effectsと相性が良さそな機種を考えているけど、Classical guitarは汎用性がイマイチな気がするしで要検討。