と、ゆー訳で、各弦独立ピックアップ向けのピックアップモデリングプラグインなAscend VPUにホワイトノイズを入力して周波数特性の再確認の続き。前回に続く確認内容は↓
・確認06:傾きとString Positionの関係
・確認07:Pickup distance from bridge
↑の2件。MeldaProduction MNoiseGeneratorのホワイトノイズを入れて、出力をVoxengo SPANで眺める。
「確認06」では前回の「確認03」で何も変わらなかった「String Position」に明らかな違いを確認。ピックアップの傾きはGUI上では中央を支点に傾いている感じで「String Position」は1~12までの設定なのだけれど、1弦側をブリッジ側に傾けた「String Position 1」と1弦をネック側に傾けた「String Position 12」がほぼ同じになるっぽい。先日ちらと記したが、取説によるとギターでは「String Position 1」が6弦用で1弦用は「Strings Position 6」なので、間違えないよーにしましょ。
1弦をブリッジ側に傾けた「String Position 1」。
1弦をブリッジ側に傾けた「String Position 12」。
1弦をネック側に傾けた「String Position 1」。↑の1弦をブリッジ側に傾けた「String Position 12」とほぼ同じ。
「確認07」で確認した「Pickup distance from bridge」の設定範囲は0.00~32.385cmで、初期値は3.21cm。下限上限と初期値の他は5cm刻みで眺めてみると0.00cmだと3.21cmより低域が少なく高域が増える感じで、5cmだと周波数の山々が尖り、以降は棘が増えるみたい。これまで「Pickup distance from bridge」はいぢっておらず、ギターを入力してどんな音になるか不明なので後日確認したい。
Pickup distance from bridge 0.00cm。(設定下限)
Pickup distance from bridge 3.21cm。(初期値)
Pickup distance from bridge 5.00cm。