by mitsubamushi(by みつばむし)

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BFDのKey Map解析

 ふと思い立ってFXpansion BFD3MIDI Key Maps(「*.bfd3map」)の中身を確認中。ぢつわこないだYAMAHA DTX502Steinberg Groove Agent SE(GASE)を鳴らす際にBFD3もちびっと試していたのだけれど、BFD3付属のDTX502用Key Mapに違和感があったので少し中身を眺めてたのよね。その後あれこれやでバタバタしてたのですっかり間があいてしまった(^_^;

 Key Mapの保存場所は付属のが「C:\ProgramData\FXpansion\BFD3\System\Maps」で、ユーザーが保存したのは「C:\Users\[user]\Documents\FXpansion\BFD3\Maps」らしい。起動直後のKey Mapを別名で保存していろいろいぢりつつ眺めてみると、序盤と終盤に全体的な設定があり、どのMIDIノートで何の音が鳴るかは中盤っぽい。その中盤は↓

<VObjectArray name="midi_note_36">
    <MIDIMapElement note="36" isgrv="false" minCC="0" maxCC="1" curve="0" minInCC="0" maxInCC="1" inGate="false">
        <RequestedArticulationID name="req_artic" slot="13" artic="0"/>
    </MIDIMapElement>
</VObjectArray>

 ↑こんな感じで、「MIDIMapElement」でMIDIノートとベロシティへの反応具合、「RequestedArticulationID」でスロットと奏法を指定しているみたい。

 スロットは実際にはキックだったりスネアだったりする。BFD3はKick、Snare、Floor Tom、Mid Tom、High Tom、Crash、Cymbal、Rideは最大5つまで。Percは最大23まででHihatは1つだけとゆー制限があり、これら最大64のパーツ(Drums)にあらかじめスロット番号が決まっているみたい。奏法は各パーツによってまちまちで、先の例では「slot="13"」は「Mid Tom 2」で、「artic="0"」は「Hit」になる。スロットにどの音色を設定するかは自由なので、スロット13でスネアが鳴っても不思議では無かったり。

 ちなみに、BFD付属のDTX502用Key Mapは以前を試した際にも記したが、Pad 10〜12が未設定。DTX502のプリセットではChina、Splash、CowBellが設定されているのだけれど、これがどのスロットに対応するのか固定されてないのがちと厄介(^_^;BFDのプリセットではChinaとSplashが入れ替わったり、CowBellよりもハンドクラップが入ってるのが多かったり。DTX502でBFDを楽しむには、Key Mapだけでなく、プリセットを作ったほーが早いかも。