by mitsubamushi(by みつばむし)

当頁はby みつばむし(http://mitsubamushi.yana.jp/)のメモです。毎週土曜日更新予定。

Graphite 49の挙動確認

 、ゆー訳で、引き続きSAMSON Graphite 49の挙動確認。KORG 707の後継検討中からダウンロード頁の取説やエディターは頂戴していたので、多少は予習済。購入で入手した日本語取説はコピー用紙に印刷したのをステップラーで止めただけみたいだが、内容はしっかりわかりやすいので、そちらで復習しつついぢる。



ダウンロード頁には、取説やらエディターやらファームウェアが。


 本体だけだと起動してもファームウェアは表示しないし、取説でも確認方法は見当たらないが、エディターを使うとファームウェアの更新ができるみたいなので、昨日試してみた。



エディター。
操作子やゾーンの設定の他、メニューの「Update」からファームウェアの更新も可。



1.32なファームウェアを、ダウンロード頁から頂戴した1.42に更新。
ダウンロード頁には2.50なファームウェアも置いてあるが、こちらでは更新できなかった。
2.50のファイルもエディターに読み込むと1.42と表示されるが、更新内容や1.42との違いは不明。



エディターを再起動して更新を確認すると、しっかり1.42に(^_^)


 更新内容は不明だが、更新前はセットアップでペダルを踏んでも設定が出てこなかったのが、更新後にはちゃんと設定出来るよーになったみたい。


 本日は主にスライダーやロータリエンコーダーの挙動確認。プリセットの04に「Cubase」があり、Mackie Controlなリモート用らしい。KORG nanoKONTROL 2で軽く試した時はフェーダーとパンに不満を感じたが、Graphite 49はパンがロータリーエンコーダーなのと、操作するとLCDに値が表示されるのでとても扱いやすい印象。フェーダーも操作感そのものはあまり変わらないかもだが、こちらも操作すると値が表示されるので便利に思える。


 通常のプリセットではコントロールチェンジが出力され、前出のエディターを使うと設定が楽(^_^)出力が粗いとゆー事もなく、スライダーだと1刻みの操作は苦労するが、ロータリーエンコーダーはクリックがあるので細かい操作が得意そ。ちなみに、取説にはコントロールチェンジと記されているが、アフタータッチやらプログラムチェンジやらピッチベンドやらも出力可。


 ちなみに、エディターでロータリーエンコーダーを見ると、「Absolute」と「Relative」が設定できるのがわかる。取説には載ってないし、本体では設定不可みたいだが、前者が「絶対値」で標準と思われるのに対し、後者は「相対値」で増減を操作するタイプよね。手持ちの機材だとSteinberg CMC-QCのQCモードと似た挙動になるはずで、ロータリーエンコーダーの特性を活かせるかも!


 と、思って実際に試してみるとイマイチで、Relative設定のあるArturia Analog Labでは左に回すと増加し、右に回すと大きく減少して使いものにならない(^_^;Cubaseのクイックコントロールでは右に回すと増加するので良さそなのだけれど、左に回すと大きく減少してこちらも実用にならない。CMC-QC用のデバイスに入力するとそれなりに使えるみたいで、Relativeにも色々あるみたい(^_^;