と、ゆー訳で、TASCAM US-20x20の詳細が少し見えてきたので、先日のよーに、私的比較対象なZOOM UAC8と、ついでにRoland OCTA-CAPTURE UA-1010比べてみと↓
US-20x20 | UAC-8 | UA-1010 | |
---|---|---|---|
アナログ入出力 | 10入10出 | 8入10出 | 8入8出 |
同軸デジタル入出力 | 1 | 1 | 1 |
光デジタル(ADAT)入出力 | 1 | 1 | 0 |
ワードクロック入出力 | 1 | 1 | 0 |
ヘッドフォン出力 | 2 | 2 | 1 |
44.1kHzの最小レイテンシー | ? | 1.23ms | 5.03ms |
接続 | USB 3.0/2.0 | USB 3.0/2.0 | USB 2.0 |
参考価格(税込) | 53,784 | 67,500 | 57,024 |
↑こんな感じかな?その他、私的に気になった備考的特徴は↓
US-20x20
・内部ミキサー1系統。
・ヘッドフォン出力は2つともLINE OUT 1/2で、音量調整は独立。
・445(W)*222(D)*59(H)mm 2.7kg(標準フレーム装着時)。
・PCに入るのは各入力端子の20ch(EQやコンプの後)。
・出力はPCからの20chと、ミキサーのSTと、AUX1〜4の計26chから選択。
・雑感:発売前なので色々詳細不明だけど、お値段的にはとっても魅力的(^_^)
UAC-8
・内部ミキサーはステレオ出力単位で10系統(MAIN、LINE*4、SPDIF、ADAT*4)。
・ヘッドフォン出力は1つがMAIN固定で、も1つはLINE OUTを含めた選択式で音量調整も独立。
・482.6(w)*157.7(D)*46(H)mm 2.02kg(1U)
・PCに入るのは各入力端子の18ch。
・出力は各ミキサーステレオ出力固定。
・500Hz付近に盛り上がり?
・雑感:ミキサー10系統はどーかと思うが、入力が選べるヘッドホンは良さそ。低遅延も魅力的だけど、周波数特性だけは気になる。
UA-1010
・内部ミキサーはA〜Dの4系統。
・ヘッドフォン出力はMAIN固定で、音量調整もMAINと連動。
・284(W)*158(D)*50(H)mm 1.3kg。
・PCに入るのは各入力端子の10ch(コンプの後)と、ミキサーAの出力で系12ch。
・出力はPCからの10chと、ミキサーA〜Dの出力の計18chからステレオ単位で選択。
・オートセンス機能有。
・ADAT入出力はないが、SPDIFを使って2台連結可。
・単体でミキサーなども操作可。
・雑感:今となっては少々割高な気もするが、小型なのと単体でミキサーが操作できるのが魅力的。
↑こんな感じ。US-20x20のお値段設定が私的物欲を刺激するが、機能的には少々もったいない箇所も。とりあへづ実機での検証記事を楽しみに待ちましょか。
で、ここまでまとめてみてふと思ったのは、どれも内部ミキサーがMIDIで操作できないとゆーこと。チャンネルEQやコンプだけでなく、内部リバーブやAUXも備えているUS-20x20は、20入力1Uラックマウントなデジタルミキサーとして、かなり割安ではなかろーか?これがタッチ操作可なタブレットやフィジカルコントローラーで操作できれば…と、思ったり。UAC-8のミキサーにはEQやコンプはないけど、10系統ミキサーを活かしてモニターコンソールとか。