by mitsubamushi(by みつばむし)

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Cubase Pro 8 Trial そのなな プラグインマネージャーのコレクション

 起動すると残り2日と表示されるよーになったCubase Pro 8 Trialで、プラグインマネージャーのコレクションを試してみる。VST 2.xまでのプラグインでは、DLLが入るフォルダを管理することで選択時の表示順を変えたり、まとめたりできたのだけれど、VST 3.xになってからは表示場所を自由にできなくなった。私的には扱いづらくて、結構な不満点なのよね。


 それが「コレクション」とゆー形で、好きなプラグインを好きな順に並べたりフォルダに入れられるよーになったのが今回の新機能。コレクションは複数作れるので、例えば頻繁に使うプラグインだけのコレクションを作成すれば、使用頻度の低いプラグインにまぎれずに選びやすくなる気がする。フォルダで階層が作れるので、その気になれば以前と同様の管理も可。う〜む、めでたい(^_^)
 ちなみに、コレクションの内容は初期設定フォルダの「PluginManager.xml」に保存されてるみたい。


 暫しコレクションを作って遊んでいると、ふと仕切り線が欲しくなる。標準の機能ではフォルダで分類するところなのだろーが、フォルダはプラグイン選択時に閉じた状態なので毎回開く手間が要るのよね。階層が深くなるとなおさら面倒だし。
 で、ちと試してみると、「PluginManager.xml」の「plugin name="***"」の「***」を「---」に書き換えると「---」で表示される。これだと見た目には仕切り線になるが、選択すると元のプラグインが選択されるので、仕切り線としてはイマイチ。更に「cid="*〜*"」の「*〜*」(32桁の数字)を削除するとプラグインが選択されることはなくなったが、「---」自体は選択できてしまうので惜しい。無いよりは便利かも。


 続いて「PluginManager.xml」を直接いぢらずに済む方法はないだろーかと探ってみると、空のフォルダを重ねるとそれっぽくなるみたい。例えば↓



コレクションの設定(画面右)に注目。


 ↑こんなコレクションを作ると、プラグイン選択時には↓



左が選択時。右はフォルダを開いた状態。
HALion Sonic SEのよーにフォルダに入れると、初期状態で閉じているので開かないと選択できない。


 ↑こんな感じ。RetrogueとLoopMashの間とLoopMashとGroove Agent SEの間に空フォルダを重ねて作った仕切りが現れる。実際にはフォルダで、親フォルダの名前がそのまま仕切り線の名前になり、選択されることもない。
 うむ、こっちのほーが便利そね(^_^)


 そんなこんなで遊んでみたが、プラグインの数が多くなるとコレクションを作るにも手間取るよーな気がする。いっそMediaBay方式にして、タグやレーティングを付けて並べ替えや絞り込みができると更に便利かも。