by mitsubamushi(by みつばむし)

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jBridge 1.65 demoでSampleTank 3を32bitにブリッジしてみる

 そんなこんなで64bitなCubaseで32bitなVSTiを動かすのに難儀しているが、jBridgeだと64bitなプラグインを32bitで動かせるらしい。今のところ手持ちで64bitおんりぃなプラグインはSampleTank 3だけだし、これまでの32bitなCubase環境には特に不具合はない。と、ゆーことは…SampleTank 3が32bitなCubaseで動いてくれれば、それで全ては丸く収まる?


 と、ゆー訳で、jBridge 1.65 demoを頂戴してインストール。SampleTank 3を32bit用にブリッジしてみる。



Step1:jBridgerを起動して、『I'll be using a x86(32bit)host.』を選択。



Step2:『Create bridging files inside a directry I'll spedify』を選択。



Step3:SampleTank 3のDLLを指定。



Step4:保存先を指定。



ブリッジ完了!


 保存先を確認すると、出力されたのは3.50kBな「SampleTank 3.32.dll」と182バイトな「SampleTank 3.32.txt」の2ファイル。前者の中身は不明だが、後者の中身はブリッジ元となる「SampleTank 3.dll」のパスとIDの他、「flags: effFlagsHasEditor」と「flags: effFlagsIsSynth」「flags: effFlagsCanReplacing」と「flags: effFlagsProgramChunks」の4行のみ。
 ここまでで準備完了のハズなので、32bitなCubase 7.5.20からSampleTank 3.32を起動すると、



デモ版を表すダイアログ。



「OK」をクリックして起動!


 ををっ!めでたい!!軽く遊んだ範疇では、GUIも発音も大丈夫そで、挙動不審な点は見当たらない。マウスホイールで音色がくりくりできないくらいかな?複数起動もOKで、なんの不満もない。むぅ、jBridge恐るべし。それにしても、こんなにあっさりと32bitで動くよーになるとわ…これならIKさんが最初からやってくれても(以下自主規制)。
 これはとっとと購入したほーが幸せかも。と、言いつつしばらく動作確認するのだろーけど(笑)



画面下左の「sttings」をクリックするとこんな感じ。



時間切れになると終了。


 蛇足ながら、64bitなCubase 7.5.20だとSampleTank 3.32は見えないが、VSTHostだとSampleTank 3.32とSampleTank 3の同時起動も可。