by mitsubamushi(by みつばむし)

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WIVIとSynful そのに

 両デモ版を頂戴してぽちぽちいぢってみた雑感等。毎度の英文情報は軽く拾い読みした程度で、扱い方を把握してないので色々間違ってるかも。


 Wallander Instruments WIVIはモデリングな管楽器音源で、日本語情報はこちら。仮想空間に楽器を配置して、CC#等で表情豊かに演奏出来るらしい。元ネタが基本的に単音なので和音を鳴らすのが面倒だったり、パラメータが大量で縦長の操作面をドラッグしないと触れなかったり、収録楽器数にしては結構なお値段なので割高な印象なのが難点かな?
 私的に管楽器には興味薄だが、音色は好み。生っぽさとゆーか、それっぽさは、手持ちのサンプリング音源の比ではない。設定するまでが面倒だが、楽隊の編成が済んでしまえば後は楽かも。しかし…高価だ(^_^;


 Synful Orchestraは日本語情報が少なく、検索で出逢ったこちらの情報も古くなってしまっている。生管弦音源で、RPMとかゆー「フレーズを再構築」する事で生っぽさを再現しよーとしているらしい。しかし、その作業の為に要するDFEとかゆー1秒の遅延が最大の難点な気がする。2.5.1で追加された新型ホーンはDFE無しなので、今後はDFE無しの音色が増えるのかも。こちらも仮想空間に楽器を配置するが残響は薄く、初期反射みたいな感じ。箱の大きさと位置を数値で設定するので、操作が面倒で見た目の楽しみも少ない。
 パラメータは少なく、音色はざらざらした印象。付属のCubase用デモデータも試したが、読込みにかなり時間がかかる。DFEの有無を比べると、PRMの有効性がわかるよーな気がする。


 弦好きな私としてはSynfulのほーが気になるのだけど、DFEと音色がイマイチ。日本語サポートが無いのも辛い。そんな訳で、引き続きデモ版で遊びながら今後に期待。